【侍ジャパン】2打席連続タイムリーの岡本和真を「状態がすごくいい」と球界OBが絶賛!「初球から打ちにいけた」

2023年2月26日(日)7時0分 ココカラネクスト

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 3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す侍ジャパンが2月25日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎でソフトバンクと強化試合を行い、8−4で勝利した。17日から強化合宿を行っているが、この日スタンドを埋め尽くしたファンの前で、侍たちが順調な調整ぶりを披露した。

【動画】岡本和真が会心の一打!ソフトバンク戦で放ったタイムリーをチェック

 そんな侍ジャパンの初陣を、球界OBはどう見たのか。現役時代は大洋(現DeNA)などで活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は、自身のYoutubeチャンネルで25日まで動画を更新し、侍ジャパンの強化試合を解説した。

 投手陣では、快投を披露した佐々木朗希について高木氏は「この時期にあの寒さの中、162キロを投げる。ほとんど完璧だった」と高く評価した。同じく、好投を見せた今永昇太(29)と伊藤大海(25)についても「今永も全く問題なし。淡々とやっていたし、力むこともなかった。伊藤はボール球を投げることなく気持ちで押せていたから、非常に充実していたよね」と話し、こちらも順調な仕上がりを評価していた。

 一方で高木氏は打者陣に対しても言及。この日の打順については、「岡本は7番で使いたいんだろうね」と、「7番・一塁」に入った岡本和真(26)に着目し、「岡本はいつも上位を打っていて下位ではあまり打ったことがないから、打順のリズムに慣れてほしくて7番で使ったと思う」と、起用の意図について自らの見解を語った。

 その岡本は、4回に一死満塁のチャンスで2点タイムリーツーベースを放ち、5回にも再び満塁の場面で打球をレフト前に運び、2安打3打点の活躍を見せた。高木氏はそんな岡本について「岡本が満塁でチャンスを迎えたときに、初球のスライダーを右中間に持っていった。外国人投手がどんどん攻めてくることを考えると、初球から打ちにいけたのはいいし、岡本の状態もすごくいいと思う。非常に頼りになるバッター」と話し、巨人の若き主砲を絶賛した。岡本の活躍で侍ジャパンの内野手争いがさらに激化しそうだ。

 また、高木氏はこの日5番に入った近藤健介(29)についても「こんちゃん(近藤)も非常にバッティングの状態がいい。選球眼がいいし、相手が苦し紛れに取りにきた球を打ち返していた」と、状態の良さを高く評価した。

 14年ぶりの世界一奪回へ、侍ジャパンが幸先の良いスタートを切った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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