【磐田vs清水プレビュー】意地と意地がぶつかるダービーマッチ…3年ぶりの“静岡対決”を制するのは!?

2022年2月26日(土)0時14分 サッカーキング

[写真]=J.LEAGUE、小林渓太

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■ジュビロ磐田



【プラス材料】
 前節のアビスパ福岡との開幕戦は、試合終了間際に途中出場したFWジャーメイン良の同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。

 FC東京とのJリーグYBCルヴァンカップ初戦が中止になったこともあり、清水エスパルスとの“静岡ダービー”に照準を合わせる。清水との対戦成績は31勝6分26敗で勝ち越し。

 開幕戦にトップ下で先発したMF黒川淳史に代わって、状態が上がっているMF金子翔太の出場が濃厚だ。昨季途中に清水からジュビロ磐田へ加わっただけに、古巣との対戦に意欲を燃やしている。

【マイナス材料】
 伊藤彰監督が採用する可変システムが開幕からどの程度チーム内に浸透しているかがポイントだ。

 トップ下で攻撃の要となるMF山田大記、ボランチが主戦場のMF上原力也がコンディション不良で出場が微妙な状況。開幕戦に出場したFW杉本健勇、FWファビアン・ゴンザレスが得点していないだけに、FWの決定力が勝敗の行方を左右しそうだ。

 MFドゥドゥとDFリカルド・グラッサの新外国人の合流が遅れているのも気になる点だ。

文:totoONE編集部

■清水エスパルス



【プラス材料】
 JリーグYBCルヴァンカップも含めた公式戦2試合はどちらも引き分け。FWチアゴ・サンタナやFWカルリーニョス・ジュニオ、MF西澤健太ら攻撃の柱を欠くのは痛いが、その中でも何度か決定機を作れていた。

 守備に関しても、押し込まれる時間が多い中でよく耐えており、個の力に頼らず組織で戦うという面では手応えが感じられる。

 ルヴァンカップでは若手がそれぞれ自分の力をアピールし、北海道コンサドーレ札幌との開幕戦では期待の20歳・MF鈴木唯人がチーム初ゴールを決めたことも大きい。

【マイナス材料】
 火曜日にT・サンタナ、MF松岡大起、FWディサロ燦シルヴァーノの負傷情報がリリースされ、3人とも全治まで1カ月以上かかる見込み(受傷日から)。その他にも離脱している選手やコンディションが整わない選手がいて、外国籍選手で出場しているのはMFベンジャミン・コロリのみ。

 公式戦2試合で1得点しか取れておらず、攻撃陣の台所事情が苦しい状況はしばらく続きそうだ。

 守備陣も選手層が厚いとは言えず、コンディションが上がりきっていない。開幕直後から連戦が続くことも不安要素となる。

文:totoONE編集部

サッカーキング

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