ニューカッスル、夏の左SB補強を熱望か…アーセナルで出番減らすティアニーに熱視線

2023年2月27日(月)17時0分 サッカーキング

今季はアーセナルで出場機会が減少しているティアニー [写真]=Getty Images

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 ニューカッスルがアーセナル所属のスコットランド代表DFキーラン・ティアニーに関心を寄せているようだ。26日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 現在25歳のティアニーは2019年夏にセルティックから2500万ポンド(約40億円)の移籍金でアーセナルに加入した。スピード感溢れる攻撃参加や対人守備の強さを武器に加入後程なくして左サイドバック(SB)の主力に定着。度重なる負傷離脱に苦しみながらも、ここまで公式戦通算112試合に出場し5ゴール13アシストを記録している。

 しかし、迎えた今シーズンは新加入のウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコに定位置を奪われバックアッパーに降格。日本代表DF冨安健洋が左SBとして起用される機会も増えており、その影響でティアニーの出場機会は昨シーズンまでと比較し激減している。ヨーロッパリーグ(EL)やカップ戦では全試合で先発出場を果たしているものの、プレミアリーグでのスタメン起用はわずか4試合のみとなっている。

 そんなティアニーに今シーズン終了後の移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、来る夏の移籍市場での左SBの補強を熱望しているニューカッスルが、アーセナルで不遇のティアニーに強い関心を寄せているという。ニューカッスルは来シーズンのタイトル獲得に向けた戦力強化を目指しており、確かな実力と実績を誇るティアニーを最終ラインに組み込みたいと考えているようだ。

 ティアニーは2021年6月にアーセナルとの契約を2026年6月末まで延長。契約満了までは3年以上を残している。しかし、ティアニー自身が今シーズンのアーセナルでの起用法に少なからず不満を抱いていると『ミラー』は指摘。スタメン出場を渇望する同選手が、夏にアーセナル退団を決意し、エディ・ハウ監督のもとで躍進するニューカッスルに新天地を求める可能性もあると伝えている。

 一昨年10月にサウジアラビアの公共投資ファンドによって買収されて以降、的確な補強で着実にチーム力を強化してきたニューカッスル。今シーズンのプレミアリーグでは暫定5位に付け、カラバオカップでは決勝進出も果たした。さらなる躍進に向けて、夏にティアニー獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

サッカーキング

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