カブス・今永昇太が今季オープン戦初登板は3回途中3失点「初回に少し飛ばしすぎた」…メジャー2年目で自身初の開幕投手

2025年2月27日(木)7時7分 スポーツ報知

今季のオープン戦初登板を終えて降板するカブス・今永昇太投手(カメラ・竹内 夏紀)

◆オープン戦 ジャイアンツ—カブス(26日、米アリゾナ州スコッツデール=スコッツデールスタジアム)

 3月18日に東京ドームで行われる開幕戦のドジャース戦で開幕投手を務めるカブス・今永昇太投手(31)が26日(日本時間27日)、敵地ジャイアンツ戦で今季オープン戦初登板した。2回2/3を53球を投げ、逆転2ランを含む3安打3失点、6Kで最速は93・55マイル(約151キロ)。メジャー2年目を迎える左腕は、「初回に少し飛ばしすぎて、2、3回と出力が少し落ちてしまった。そこがまず反省点で、初回の出力がずっと続けばいい。50球を投げて意外とバテてしまった。もう少しまっすぐのコントロールが良くならないと、打者に対しては厳しい」と、課題を口にした。

 初回は2者連続空振り三振にした後、四球でランナーを許したが、4番を遊ゴロで無失点で切り抜ける上々の立ち上がりを見せた。だが2回は、左翼線二塁打で無死二塁とすると、6番のシュミットに79・16マイル(約127キロ)のチェンジアップを右中間スタンドに運ばれた。メジャー2年目で相手の打者の傾向も変わってきていることを実感し、「2年目で僕という投手の輪郭がわかってきて、バッターの待ち方も全然違いました。球数もかなり使わされたなっていうか、もっとすいすい行くと思っていた。ゾーンに投げるのも少し怖かった部分もあったが、そこは僕も乗り越えていかなければいけない」と語った。

 昨季チーム最多15勝を挙げた左腕は、3月18日に東京ドームで行われる開幕戦のドジャース戦で、山本由伸投手(26)と投げ合う。日本人投手同士の開幕投手対決は史上初。今永は21日(同22日)にアリゾナ州メサで行われたキャンプでのシート打撃に登板し、延べ10人の打者に対し39球を投げ、ヒット性の当たりを2本に抑えていた。

スポーツ報知

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