「難しいホールに変わった」 古江彩佳は“土砂降りバーディ”の思い出深い18番に要警戒 

2024年2月28日(水)18時22分 ALBA Net

米国女子アジアシリーズ2戦目に挑む古江彩佳「いいイメージ」(撮影:ALBA)

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<HSBC女子世界選手権 事前情報◇28日◇セントーサGC(シンガポール)◇6775ヤード・パー72>

初めて出場した昨年大会は衝撃的な一打で締めくくった。古江彩佳が最終18番のグリーンに上がると土砂降りになり、グリーンには水が浮き始めた。プレー続行不可能ともいえるなかで、8メートルのバーディパットは水しぶきを上げながらカップに向かって走り、そのままイン。大喝采を浴びたエンディングだった。


「(昨年大会は)あまり覚えていないですね。最後のパットが入って順位が上がってうれしかったイメージしかないです」。3位タイの好成績で終えたことを涼しげな顔で振り返るが、その思い出の18番が今年は姿を変えた。

フェアウェイ左サイドに“巨大な深いバンカー”が出現。フェアウェイを少しえぐるように作られ、その位置はティショットをドライバーで打つと「かかるし超えない、ちょうどいいところ」。風が吹くとすればアゲンストになる傾向があり、距離は419ヤードに設定されていることから、その難しさはより一層増す。

左手前から右奥へと広がるグリーンは、右手前に深いバンカーがあることから、ドローが持ち球の古江にとっては「フェアウェイ左側に置いて」攻めていきたかったところ。開幕前日のプロアマでもバンカーからの2打目を確認。「あのバンカーで難しいホールに変わったなという印象」と、思い出深いホールは要警戒ホールへと変貌した。

それでも古江らしい“自然体”で、今週もやるべきことは変わらない。「いいイメージはある。天気とかも去年と違うと思うので、しっかり対応できれば」。暑い東南アジアでの連戦となるが、自身の体調管理にも気を付けながら、今年もコースを攻略していきたい。


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