櫻井心那、開幕の14本は昨年ベース「1Wはフェード、ウェッジはドローが打てるモノ」【春のクラブチェック】

2024年2月28日(水)10時7分 ALBA Net

櫻井心那が開幕の14本で最もこだわるのはドライバー(撮影・米山聡明)

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<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇27日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>
 
昨季、レギュラーツアーでは初のフル参戦ながら、4勝を挙げたダンロップ契約の櫻井心那。今季の開幕に向けた14本を紹介してくれたが、昨年使ったクラブを継続しており、“仕上がりきった”様子。昨年も3勝〜4勝目までもクラブ構成に変更はなく、気に入ったモノを長く使う点は今年も変わりなさそう。


テーラーメイドやキャロウェイなど海外ブランドはPGAツアーの開幕に合わせる形で新作を切り替えるが、国内メーカーにこれは当たらず。ダンロップ&スリクソンも約2年の開発スパンを継続するため、国内女子ツアーの契約選手がオフにクラブ変更を強いられることはないが、そこには櫻井のブレない信念も大きそう。
 
「ドライバーはロースピンが好きなので、このモデル(LS)を使ってますね。シャフトはつかまりのいいモノ(ディアマナGT)です。3Wとはちょっと違う感じで、ドライバーはつかまる感じが好き。左の林の方向に振り出してフェードを打ちたいので。(バッグの中で)ドライバーが一番こだわってます。左に出球を出したいので。
 
ウェッジにもこだわりますね。ウェッジは逆にドローで打ちたい。ドローでライン出しみたいに打ちたくて、ほぼストレートに近いドローですね。フェードだとカットになってコスったりしてタテ距離がブレるので、つかまるシャフトを使ってます。アイアンはフェードを打つイメージですけど、ウェッジはドローですね」(櫻井)
 
この「ドライバーはフェード、ウェッジはドロー」でという打ちたい球筋から逆算したヘッドと、ウッドの三菱ケミカル製シャフトの数々は、既に櫻井の計算通りに昨年から機能して実績十分。信頼の14本は“仕上がりきっている”と言って良さそうで、今年も変わらず強い姿が見られそうだ。
 
【櫻井心那の使用ギア】
1W:スリクソン ZX5 MK II LS(8.5°ディアマナGT 60S、45.25㌅)
3W:スリクソン ZX5 MK II(15°TENSEI プロホワイト1K 60S)
3U:スリクソン ZX MK II(19°TENSEI プロ1Kハイブリッド 80S)
4U:スリクソン ZX MK II(22°N.S.PRO 850GH S)
5I〜PW:スリクソン ZX5(N.S.PRO PROTOTYPE S)
46,52°:クリーブランド RTX6 MID(N.S.PRO 950GH neo)
58°:クリーブランド RTX FULL-FACE(N.S.PRO 950GH neo)
PT:テーラーメイド TPハイドロブラスト JUNO TB1
BALL:スリクソン Z-STAR◆(ダイヤモンド)


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