伝説のWRCカーをギミック搭載1/8スケールで再現する『週刊ランチア・デルタをつくる』発売

2025年2月28日(金)1時28分 AUTOSPORT web

 アシェット・コレクションズ・ジャパンは2月25日、分冊百科『週刊ランチア・デルタをつくる』を4月9日に発売すると発表した。


 このシリーズは、2023年2月から刊行された『週刊ランチア・ストラトスをつくる』の延長シリーズとして、読者からの熱い応援を受けて発売が実現したもの。毎号付属するパーツを組み立てると、1/8スケールのランチア・デルタHFインテグラーレ16Vが完成する。


 なお、前述のとおり『デルタをつくる』は『ストラトスをつくる』の延長として刊行されるが、これまでのシリーズを購入していなかった人でも第111号から申し込むことでイチからモデルカーの組み立てを開始することが可能だ。

赤、紺、水色のマルティニ・ストライプが映える。重厚感があるダイキャスト製ボディは、1/8スケールの存在感をさらに高めている
ドアやエンジンフードなどの開口部を開け、細部まで再現されたディテールを堪能できる


■1987年からシリーズ6連覇を達成


 WRC世界ラリー選手権の創生期から最前線を戦い、数々の栄光を手にしてきたランチアHFスクアドラ・コルセ。WRCがグループAマシンによる戦いとなった1987年、この名門チームはグループB時代の末期を戦ったランチア・デルタS4の後を受けて登場し、今なお根強い人気を誇るランチア・デルタのグループAマシンを投入した。


 そしてこのグループAデルタは、1987年のデビューから1992年のランチア・ワークス最終年まで6年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得するという強烈な戦績を残すことになる。その間、デルタは王者であり続けるために進化を重ねていった。ランチアは1989年、エンジンの16バルブ化などさまざまアップデートを施したHFインテグラーレ16Vを同年の第11戦サンレモで投入した。


 今回の『週刊ランチア・デルタをつくる』の題材となるマシンはその2年後、ランチア・ワークス最終年の前夜となる1991年にミキ・ビアシオンがステアリングを握った『デルタHFインテグラーレ16V』、登録番号『TO 11981R』の個体だ。


 全長48cm、実車の8分の1スケールのダイキャスト製モデルで蘇る伝説のマシンでは、エンジンルームや車内に張り巡らされたロールケージ、インパネの計器類やボディを彩るマルティニ・ストライプなどが細部にわたって忠実に再現される。さらにエンジンサウンドやクラクション、ヘッドライト、ブレーキランプといった音と光のギミックも搭載されるなど、そのディテールはビッグスケールならではの存在感をさらに引き上げている。


 そんなラリーファン垂涎のランチア延長シリーズは111号から210号までの全100号が予定され、大型パーツが附属する一部の号を除き各号の2399円(税込)となっている。『デルタをつくる』の実質1冊目となる111号は、前述のとおり4月9日(水)発売。購入は全国の書店またはアシェット公式サイト(https://hcj.jp/delta/p)から可能となっている。


お問い合わせ:アシェット・コレクションズ・ジャパン お客様サービスセンター https://hcj.jp/contact.html

2025年4月9日(水)発売『週刊ランチア・デルタをつくる』
16バルブ仕様にアップデートされたランプレディユニットも再現。エンジンルーム内のケブラーパーツも再現され、より雰囲気が高められている
ドライバーズシートには1988年、1989年のWRCでドライバーズチャンピオンに輝いたミキ・ビアシオンの名前が刻まれる。パッセンジャーシートに刻まれる名前はコドライバーのティツィアーノ・シビエロだ
インパネの計器類や車内に設置されたワールド・ラリー・チャンピオンのプレートやラリー・コンピュータまで精密に再現されている
車内に張り巡らされたロールケージやサベルト製のハーネス、ペダル類など、車内も細部に至るまで忠実に立体化


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