全員で歩んだ旅路の果てに…クロップ監督がカラバオ杯戴冠に胸中を明かす「これが私のチーム」

2022年2月28日(月)18時37分 サッカーキング

チーム全員で成し遂げた優勝と強調したクロップ監督 [写真]=Getty Images

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 リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、27日に行われたカラバオ・カップ決勝戦チェルシー戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。

 カラバオ・カップ10年ぶりの優勝を目指すリヴァプールは27日に行われた同大会決勝戦でチェルシーと対戦。両者一進一退の攻防が続くと、120分では決着がつかずにPK戦へ突入した。両チームとも10人目までが全員成功し、迎えたリヴァプールの11人目・GKクィービーン・ケレハーもゴールネットを揺らす。その一方、チェルシーの11人目・GKケパ・アリサバラガが失敗。PK戦を11−10で制したリヴァプールが同大会9度目の戴冠を成し遂げた。

 まず、クロップ監督は「今夜は、まるで2頭のライオンがお互いにぶつかり合っているようで、本当にクレイジーだった。PK戦では、私がこれまで見た中で最もスペクタクルなもののひとつ。このような形で優勝できたことは、本当に素晴らしいことだ」と告白。また「私たちは“ピープルズ・カップ”と呼んでいる。この大会という旅路は、チームで歩みを進めるもの。私がピープルズ・カップを好きな理由だ。今日は本当に厳しい決断を迫られた。メンバー全員が揃ったミーティングでは、招集リストに載っていない選手も含めて『これが私のチームだ』と言ったんだ」と胸中を明かした。

 同大会準々決勝レスター戦で後半アディショナルタイムに日本代表FW南野拓実のゴールで追いついたリヴァプールはPK戦の末に、準決勝へ進出。クロップ監督は「タクミとオリギがいなかったら、そして彼らが決めたゴールがなかったら、チームはここにいなかっただろう」と披瀝。続けて「レスター戦では1−3で試合時間が経過し、ほとんどの人が私たちを見限ったと思う。だけど、チームは見事に復活してPK戦で勝利を収めた」とチーム全員で歩んだ軌跡を振り返った。

サッカーキング

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