ヴェンゲル氏のアーセナル復帰は立ち消えに…昨年にはアルテタ監督がラブコール

2022年3月1日(火)20時42分 サッカーキング

ヴェンゲル氏の復帰はなしか [写真]=Getty Images

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 昨年から持ち上がっていたアーセン・ヴェンゲル監督のアーセナル復帰の可能性はないようだ。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

 ヴェンゲル氏は、1996年10月にアーセナルの指揮官に就任。2003−04シーズンには、プレミアリーグで無敗優勝という偉業を達成し、その後も同クラブで長期政権を築いたが、2017−18シーズン限りで退任した。その後は国際サッカー連盟(FIFA)の「グローバル・フットボール・ディベロップメント」部門のトップに就任し活躍している。

 2011年夏から2016年夏まで選手としてヴェンゲル氏のもとで選手としてプレーした現アーセナル指揮官のミケル・アルテタ監督は昨年11月に「彼の成し遂げたこと、このクラブの人間として彼が表しているものに対して、クラブの誰もが敬意と憧れを抱いている」として「(復帰した場合の具体的な役割は)今はまだ言えない。私が言えることは、彼には個人的にもっと近くにいてほしいということ」とヴェンゲル氏の復帰示唆ともとれる言葉を残していた。

 しかし同紙によるとヴェンゲル氏とクラブは話し合いの場を持ったものの、復帰する予定はないようだ。

 先日行われたファンフォーラムでアーセナルのチーフエグゼクティブであるヴィナイ・ヴェンカテシャム氏は「クラブからはアーセンに対する愛と賞賛の声しか上がっていない。彼はいつでもここで歓迎されているが、FIFAでの役職のために、チューリッヒにいることも多く、移動も多い。正式な役職に就く予定はない。ミケルはメディアから、彼にいてほしいかどうか尋ねられたことにただ答えただけだと理解している」と復帰を否定したようだ。

 ヴェンゲル氏は「私はクレイジーな決断をするクレイジーな人間だ。今のところは監督をやらないと決めているが、いつかは代表チームを率いることもあるかもしれない」と語るなど、将来的な現場復帰の可能性を否定しておらず、昨年にはスイス代表指揮官就任の可能性も報じられていた。

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