レクサスの小型SUV『NX』受注再開。一部改良で操縦安定性と乗り心地が向上、内装カラーも刷新

　レクサスは3月1日、コンパクトSUVの『レクサスNX』の一部仕様を変更し、3月2日より発売すると発表した。これにより2022年から停止状態にあった受注が再開されることとなった。なお、同社はパワートレインや仕様によって、生産台数や納期に差があるとしている。

　2代目となる現行『NX』が一部改良を受け、その走りをさらに深化させた。レクサスは今回の改良において、このクルマの基本性能から見直しを行い、同ブランドならではの走りの味“Lexus Driving Signature（レクサス・ドライビング・シグネチャー）”を追求。

　フロントおよびリヤ回りのボディ剛性を高めたほか、前後ボディ剛性配分変更による空力バランス調整、サスペンションなどに最適なセッティングを施すことで、NXの操縦安定性と乗り心地を向上させた。

　エクステリアは、ハイマウントストップが面発光タイプに変更となったほか、“version L”と“F SPORT”の両グレードに、20インチタイヤをメーカーオプションで設定。アルミホイールは前者がグレーメタリック塗装、後者はブラック塗装となる。

　一方のインテリアでは、内装カラーの配色が刷新され、華やかさと上質感が向上。具体的にはドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに、内装テーマカラーと同じカラーが採用されている。

　この他、予防安全装備システムLexus Safety System＋に“低速時加速抑制機能”や各種“減速支援機能”が追加され、前後方を記録するドライブレコーダーもメーカーオプションに設定された新型『レクサスNX』の価格は482万〜753万5000円（税込）となっている。

■レクサスNX グレード別価格表