阪神OBが開幕スタメンを予想!岡田監督のリリーフ起用構想も明かす「3枚必要だが『JFK』は無理」

2023年3月2日(木)6時30分 ココカラネクスト

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 プロ野球は各球団とも春のキャンプを打ち上げ、オープン戦が行われている。ここから、実戦を通して開幕一軍、さらにはスタメンに相応しい選手などが見極められていく。

 その中でも、岡田彰布監督(65)が復帰した阪神はキャンプ中から注目が集まっており、選手の動きとともに、指揮官の様子や言動なども大きくメディアに取り上げられてきた。2005年以来となるペナント制覇を再び自身で成し遂げるべく、その手腕にはオープン戦に入りさらに視線が集まることは必至だ。

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 2023年の阪神では、有望な若手や新加入のルーキー、新外国人などがどのように起用されるのか、ファンならずとも大いに気になるところ。かつて、岡田監督と現役時代を共にした球団OBも今季のメンバーについて見解を述べている。

 1980年代から90年代にかけ阪神でリリーフ、先発として活躍した中西清起氏がYouTubeチャンネル『中西清起の虎の穴チャンネル』を更新。2月27日に配信された「【2023年最新】開幕スタメンをガチ予想してみた【阪神タイガース】」の中で、キャンプを視察した際の感想を述べながら、スタメン予想も行なっている。

 中西氏は「スタメンや先発投手6人は監督の頭の中にはあると思う。ここから見極めていくことにはなるが、ある程度のオーダーは決めている」として、すでに主要メンバーは固まっていると、キャンプ終了時の岡田監督の印象を語った。

 また、ドラフト1位ルーキーの森下翔太について「バットスイングの速さ、ボールの見極めが優れている」として高い評価を送っており、さらに「森下はライトで使ってくるかもしれない。3番での起用もある」と自身の見解も述べている。

 他に、昨季もリーグトップのチーム防御率を誇った投手陣は今季も好結果を残すと見込んでおり、リリーフ陣に言及。岡田監督とのやり取りで「リリーフ陣は勝ちパターンで3枚必要」と語ったとしながらも、「JFK(2005年優勝時に活躍したジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之)の様な強力な形は無理」として、リリーフ陣もローテーションを組む構想だと明かしている。

 投手陣では他にも、2年連続で最多勝に輝いている青柳晃洋が中心となると見通しながら「カード頭(三連戦の初戦)である火曜日に青柳をどのように組み込むか」と指摘、先発陣の組み合わせが重要であると説いた。

 開幕戦でのスタメンについて中西氏は、「1番・近本光司、2番・中野拓夢、3番・ノイジー、4番・大山悠輔、5番・佐藤輝明、6番・森下、7番・梅野隆太郎、8番・木浪聖也」と予想している。

 また、外国人選手の仕上がり次第では「純日本人打線もある」と付け加えるとともに、遊撃のポジション争いが木浪と入団5年目の小幡竜平により行われるとして「最後まで決まらないかもしれない」と熾烈さを極めると強調した。ここから開幕に向けどの選手がポジションを掴むのか、さらに、頭角を現す選手が他にも出てくるのか。新たに生まれ変わろうとしている阪神でのレギュラー争いから目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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