西村拓真が初ゴール含む2発! スタメン大幅変更の横浜FMが白星…敗れた神戸は開幕4戦未勝利

2022年3月2日(水)21時29分 サッカーキング

横浜FMが西村の2得点で神戸撃破 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

写真を拡大

 明治安田生命J1リーグ第10節が2日に行われ、横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。

 AFCチャンピオンズリーグのグループステージが4月に集中開催される関係で、前倒しでの開催となった一戦。ホームの横浜FMは1−3で敗れた前節柏レイソル戦からメンバーを大きく入れ替え、小池裕太、藤田譲瑠チマ、山根陸、宮市亮、西村拓真が加入後初先発となった。

 アウェーの神戸は14分に絶好機を迎える。スルーパスに抜け出した小田裕太郎がグラウンダーで折り返し、ペナルティエリア中央で武藤嘉紀が合わせるが、相手GK高丘陽平のセーブに阻まれた。すると、この直後にアクシデントが発生。こぼれ球を押し込もうとした武藤は、相手に寄せられて左足を負傷し、担架に運ばれてピッチを後に。代わって大迫勇也が投入された。

 横浜FMは19分に神戸のゴールを脅かす。スルーパスに抜け出した宮市がグラウンダーで折り返すと、アンデルソン・ロペスが合わせてシュートを放つ。相手DFにブロックされると、こぼれ球にA・ロペスが反応したが、2度目のシュートはわずかに枠の左へと外れた。

 横浜FMは29分、仲川輝人の折り返しをペナルティエリア中央で受けたA・ロペスがゴール右下を狙ってシュートを放つが、右ポストに嫌われて得点とはならない。

 試合の均衡が破れたのは38分、ホームの横浜FMが先制する。左コーナーキックから小池裕太がアウトスイングのボールを送り、西村がヘディングシュートを突き刺した。西村は加入後初得点となった。横浜FMは1点リードで折り返す。

 追いかける展開となった神戸は53分に決定機。大迫のスルーパスに抜け出した小田が相手GK高丘との一対一を迎えるが、シュートは高丘にブロックされる。

 横浜FMは61分、小池裕太のクロスに宮市が頭で合わせるが、惜しくも枠を捉えることはできない。64分には小池裕太のグラウンダークロスに途中出場の水沼宏太が合わせるが、相手DFにブロックされて追加点とはならない。さらに78分、右からのクロスに西村が頭で合わせたが、惜しくもクロスバーに阻まれてしまう。

 一進一退の攻防が続くが、次の1点が生まれないまま終盤に突入。神戸は88分、酒井高徳の折り返しからペナルティエリア右でリンコンが右足を振り抜くが、相手GK高丘に防がれる。

 すると試合終了間際、横浜FMがダメ押しの追加点を獲得する。水沼が左から折り返すと、ペナルティエリア手前でパスを受け取った西村は冷静に相手を2人かわす。最後は右足でコントロールショットを放ち、ゴール右隅に突き刺した。

 試合はこのまま終了し、横浜FMは2試合ぶりの白星で今季2勝目、神戸は3試合ぶりの黒星で4戦未勝利となった。

 両チームの次戦は6日に行われ、横浜FMはホームで清水エスパルスと、神戸はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 2−0 ヴィッセル神戸

【得点者】
1−0 38分 西村拓真(横浜FM)
2−0 90+5分 西村拓真(横浜FM)

【スターティングメンバー】
横浜FM(4−2−4)
高丘陽平;松原健、實藤友紀、エドゥアルド、小池裕太(81分 永戸勝也);藤田譲瑠チマ(62分 小池龍太)、山根陸;宮市亮(62分 水沼宏太)、アンデルソン・ロペス(71分 エウベル)、西村拓真、仲川輝人(71分 吉尾海夏)

神戸(4−4−2)
前川黛也;山川哲史(69分 中坂勇哉)、槙野智章、小林友希、酒井高徳;佐々木大樹(54分 アンドレス・イニエスタ)、山口蛍、扇原貴宏、郷家友太(54分 セルジ・サンペール);武藤嘉紀(17分 大迫勇也)、小田裕太郎(69分 リンコン)

サッカーキング

「明治安田生命」をもっと詳しく

「明治安田生命」のニュース

「明治安田生命」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ