興梠慎三、大谷翔平の“金言”引き合いにクラブW杯マンC戦を回想「憧れを捨て切れていなかった」

2025年3月2日(日)12時13分 サッカーキング

[写真]=兼子愼一郎

 FIFAクラブワールドカップのトロフィーが浦和レッズの本拠地・埼玉スタジアム2002に上陸した。これを記念したメディアカンファレンスが2日に行われ、田口誠代表取締役社長、クラブOBの鈴木啓太氏、阿部勇樹氏、興梠慎三氏、そして元ブラジル代表GKジーダ氏が登壇した。

 浦和は過去2007年、2017年、2023年とJリーグ勢としては最多3大会に出場。そして今大会は通算4度目の挑戦となる。2007年は準決勝でミランと対戦し、クラレンス・セードルフの決勝点で0-1で敗れた。ミラン戦に出場した鈴木と阿部は「カカは速かったし、セードルフからボール取れなかった」。「やっとゴール前に行ったらあの方(※後ろで本会見を見学していたジーダ)がいる。ゴールが小さく見えた(笑)」とワールドクラスのメンバーが揃うミランとの対戦を改めて振り返った。

 2023年大会ではマンチェスター・シティと対戦。スコアは0-3と世界トップクラブとの差を痛感する結果となった。興梠は「大谷翔平選手が『憧れるのをやめましょう』と言っていましたけど、マンチェスター・シティと戦った後にユニフォーム交換をして喜ぶ姿を見ると、憧れを捨て切れていなかった」と振り返る。「それじゃ勝てないですし、今大会は憧れを捨てて真剣勝負で臨んでほしい」と期待を込めた。

 またクラブOBの長谷部誠遠藤航からビデオメッセージも放映され、「僕もドイツから見られることを楽しみにしています。WE ARE REDS!(長谷部)」「今大会は素晴らしい結果を残せるように期待しています(遠藤)」とエールを送った。最後に阿部は「なかなか自チーム以外を応援するのは難しいかもしれないですけど、同じ日本サッカーファミリーとして応援していただきたい」と呼びかけた。

 クラブワールドカップは、6月15日から7月14日にかけてアメリカ合衆国で開催される。浦和はグループEに入り、リーベル・プレート(アルゼンチン)、インテル(イタリア)、モンテレイ(メキシコ)と対戦。今大会はDAZNで全63試合を独占無料配信される。

サッカーキング

「興梠慎三」をもっと詳しく

「興梠慎三」のニュース

「興梠慎三」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ