タイガーが今年の“ボブ・ジョーンズ賞”に選出! USGA発表

2024年3月3日(日)18時45分 ALBA Net

タイガー・ウッズが名誉ある『ボブ・ジョーンズ賞』を受賞した(撮影:GettyImages)

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タイガー・ウッズ(米国)にまた一つ“勲章”が加わった。3月2日、USGA(全米ゴルフ協会)が2024年の『ボブ・ジョーンズ賞』にメジャー15勝、米ツアー通算82勝のウッズが選出されたと発表した。同賞はUSGAの中でももっとも権威のあるもので、「プレーの成績を越えて、ゴルフの成長、イメージを永遠に変えた者への永続的な影響を評価するもの」とされている。


「タイガー・ウッズのように、コースの上での偉業を達成した人物はとても少ない。タイガーがゴルフとゴルフの未来を多くの世代に影響を与えたという点では、他の追随を許さない」とUSGA会長のマイク・ワン氏はステートメントでウッズを評した。

ウッズは2022年に世界ゴルフ殿堂入り。2019年には当時のトランプ米大統領から『大統領自由勲章』を授与されている。

タイガーはUSGA主催の大会で通算9勝。「全米ジュニア」「全米アマ」で3連覇を達成し、「全米オープン」は2000年にペブルビーチ、2002年にベス・ページ、2008年にトリーパインズGCでそれぞれ制した。

ウッズは「ボブ・ジョーンズはその誠実なプレーで、僕たちにとってゲームの標柱となってきた。その名前のついた賞をもらい、レガシーを引き継ぐ人々の仲間入りができることはこの上なく光栄なことだ」と受賞を喜んだ。

ボブ・ジョーンズ賞の由来となっている“球聖”ボビー・ジョーンズは、1930年に全米オープン、「全米アマ」、「全英オープン」、「全英アマ」と当時の四大大会を同一年に勝利してグランドスラムを達成。その後オーガスタ・ナショナルGCと「マスターズ」を創設した。

授賞式は6月12日、全米オープンが開催される米ノースカロライナ州のパインハーストNO.2で行われる。

同賞のこれまでの受賞者は、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、ベン・ホーガン、ミッキー・ライト(いずれも米国)や、第41代米国大統領のジョージ・H・W・ブッシュ(父)らがいる。(文・武川玲子=米国在住)


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