コンパクトSUV『プジョー2008』に1.5Lディーゼルが登場。指先操作のトグル式セレクターも採用

2022年3月3日(木)9時24分 AUTOSPORT web

 2020年9⽉の国内デビュー以来、スポーティーな⾛りと優れた燃費性能、立体駐車場に対応するサイズなどから好評を博すプジョーの新世代コンパクトSUV『2008』に、1.5Lクリーンターボディーゼルエンジン仕様の『2008 GT BlueHDi』が追加された。また同時にガソリンエンジン搭載車を含め仕様変更も実施され、指先だけでシフト操作ができるトグルタイプのオートマチックセレクターを採用。3月2日より発売開始となっている。


 2021年度の日本市場における販売台数で約21%を占め、プジョーブランドの重要なモデルに位置付けられる現行『2008』は、CMPと呼ばれる内燃機関、電化の双方に対応したマルチプラットフォームを採用。BEV仕様となる『e-2008』も日本上陸を果たしている。


 そのうち内燃機関モデル『2008』の心臓部には、PSAが誇る“名機”でもある1.2リッター直列3気筒直噴ターボのPureTech(ピュアテック)に8速ATを組み合わせた、おなじみAllure(アリュール)とGTのグレードが用意されてきた。


 そこに今回追加された1.5Lクリーンターボディーゼルの“DV5型”は、2009年のル・マン24時間を制覇した『プジョー908 HDi FAP』の設計を反映させた燃焼室形状や、フリクション軽減のための各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理、2000barの新インジェクション、そして新排気浄化システムのSCRFなど、内燃機関のディーゼルが到達した最新技術が惜しみなく採⽤されたユニットでもある。


 最高出力は130PSながら、自然吸気3Lガソリンエンジンに匹敵する300Nmの大トルクを誇り、ディーゼルの概念を覆す軽快な吹け上がりとレスポンスと良好な実用燃費(WLTCモード20.8km/L)を両立している。


 主力車種の『308』や、人気MPV『リフター』にも搭載されるDV5エンジン仕様のデビューエディションとして、今回『2008』初のブラックナッパレザーシートと、運転席電動シート&アクティブランバーサポートを装備し、パノラミックサンルーフを標準化した特別仕様車『2008 GT Pack BlueHDi』も設定。


 さらに今回の新仕様のモデル投入を機に、ディーゼル/ガソリン仕様車のオートマチックセレクターを、指先だけで操作できるトグルタイプのものに変更し、よりストレスフリーな操作性とセンターコンソールにおける収納スペースの改善が図られた。


 これにより、ガソリン仕様がアリュールとGT、ディーゼル仕様がGT BlueHDiに加え特別仕様車のGT Pack BlueHDiの計4機種となり、価格は324万9000〜421万5000円(税込)となっている。


プジョーコール TEL:0120-840-240
プジョー2008/e-2008スペシャルサイト:https://web.peugeot.co.jp/new2008/

現行『2008』は、CMPと呼ばれる内燃機関、電化の双方に対応したマルチプラットフォームを採用。i-Cockpitは第2世代に
ディーゼル/ガソリン仕様車のオートマチックセレクターを、指先だけで操作できるトグルタイプのものに変更した

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