名古屋退団シュヴィルツォクが実戦復帰へ!ドーピング違反処分で1年半ぶり

2023年3月3日(金)11時43分 FOOTBALL TRIBE

ヤクブ・シュヴィルツォク 写真:Getty Images

 ポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)は、先月10日に明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスからポーランド1部ザグウェンビェ・ルビンへ完全移籍。ドーピング疑惑での活動禁止処分により公式戦から遠ざかっていたものの、復帰間近とみられている。


 同選手は2021年10月17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦後にドーピング検査で陽性と判定。アジアサッカー連盟(AFC)から4年間の活動禁止処分を言い渡されていたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)での裁判をへてAFCに勝訴。Jリーグクラブからの関心も報じられる中、ザグウェンビェ・ルビンへ復帰している。


 そんなシュヴィルツォクは古巣復帰後、ポーランド1部リーグで3試合つづけてメンバー外。ヴァルデマル・フォルナリク監督は先月28日のダービーマッチ後、同選手の復帰時期について「おそらく次の試合でメンバー入りするだろう」と、今月7日のリーグ戦でデビューする可能性があることを明言。


 「彼にとっての適切なタイミングで起用したいんだ。ポーランドのトップリーグで誰もが知っているシュヴィルツォクを披露したいし、我々にとって彼は重要な選手なんだ。強いて言えば、ダービーマッチでデビューさせることもできた。でも、なぜか想像がつかなかったんだ」と、ポーランドメディア『sportowefakty』を通じて語っている。


 なおザグウェンビェ・ルビンはリーグ戦22試合を終えて7勝5分10敗。2部降格圏の16位レヒアからわずか4ポイント差の12位だ。またシュヴィルツォクとの契約期間は2023年6月までであるが、1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。


 来月15日には元ヴィッセル神戸所属選手のFWルーカス・ポドルスキやMF奥抜侃志らを擁するグールニク・ザブジェとの対戦を控えている。ポーランド国内リーグにおける元Jリーガーの動向に注目が集まる。

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