ケガを押して出場…バレンシア主将ガヤが心境を明かす「やらないわけにはいかなかった」

2022年3月3日(木)15時18分 サッカーキング

ケガを押して出場したガヤ [写真]=Getty Images

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 バレンシアのスペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤが2日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝セカンドレグ アスレティック・ビルバオ戦を振り返った。3日付でスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2018−19シーズン以来の国王杯優勝を目指すバレンシアは、同大会準決勝でアスレティック・ビルバオと対戦した。敵地で行われたファーストレグで、1−1の引き分けを土産に“エスタディオ・デ・メスタージャ(バレンシアの本拠地)”へ帰還した同クラブは、43分にFWゴンサロ・グエデスのゴラッソで先制に成功。この1点を守り抜いたバレンシアは2戦合計スコア2−1でアスレティック・ビルバオを下し、決勝へ駒を進めた。

 同試合にケガを押して出場したガヤだったが、30分に無念の負傷交代。同選手はコンディションについて「頑張ったんだから…あとはしっかり回復させないとね。無理をしてしまったけれど、やらないわけにはいかなかった。復帰には早かったが、正しい選択だった」と心境を明かした。

 2006年にバレンシアの下部組織へ入団したガヤは着実な成長を重ねると、2012年にトップチームデビュー。公式戦通算283試合に出場し、2018−19シーズンには国王杯戴冠を成し遂げた。しかしそれ以降、チーム内外の雑音に翻弄された同クラブは苦しいシーズンに直面。3シーズンぶりのタイトル獲得が目前に迫ったガヤは「困難な数年間を経て、再びこのような形で見ることができるのは素晴らしい。僕にとっては、とても特別で感動的なこと。長年苦しんできた多くの人たちを幸せにできたということで、安心して帰れる」と告白。また、かねてよりバルセロナから関心を寄せられていることについては「バレンシアは僕のクラブであり、これからもずっとそうあり続けるだろう」とバレンシアへの忠誠を誓った。

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