「とんでもない第一印象」山本由伸の快投に北米メディアも脱帽!「補強選手最大のインパクトを残す」と活躍に太鼓判

2024年3月4日(月)6時10分 ココカラネクスト

山本は次回、現地6日のホワイトソックス戦に登板予定だ(C)Getty Images

 先月下旬よりスタートしたメジャーリーグのオープン戦では、今オフ新天地へと移った大物選手のプレーが注目を集めている。

 大型契約でドジャース移籍を果たした大谷翔平も持ち前の長打力を発揮し、順調な仕上がり具合をみせている。さらに、同じくドジャースのユニフォームを着ることとなった山本由伸も、実戦デビューのマウンドを踏んでおり、現地時間2月28日のレンジャーズ戦では2回を投げ3つの三振を奪い無失点と、前評判通りのピッチングを披露した。

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 ドジャースの開幕カードである、3月20・21日に韓国で行われるパドレス2連戦にも先発が予定されている山本は、今後も大きな期待感に包まれながらオープン戦登板を続け、シーズンデビューへと向かう。

 また、オフシーズンを沸かせた1人でもある新人右腕のピッチングを目の当たりにしたことで、ファンのみならず北米メディアもそのポテンシャルに惹きつけられているようだ。カナダスポーツサイト『theScore』は現地時間3月2日、今オフの選手の移籍や各球団の補強を振り返る特集記事を配信しており、「オオタニ以外の補強選手で最大のインパクトを残すのは?」というトピックの中で、コービン・バーンズ(オリールズ)、フアン・ソト(ヤンキース)とともに、山本の名前を挙げた。

 同メディアは山本について、「カクタス・リーグでのデビュー戦では、レンジャーズを翻弄しながらも、持ち前の投球術を存分に発揮し、とんでもない第一印象を与えた」と実戦初登板を振り返っており、「ショウヘイ・オオタニの契約は大きく報道されたが、先発投手陣の状態を考えれば、ヤマモトはドジャースにとってさらに重要な獲得となるかもしれない」と指摘。

 また、「彼はロサンゼルスの先発ローテーションの頂点に君臨する可能性がある」と論じており、「私たちが先週見たもの(レンジャーズ戦での投球)が、彼が今季、5日ごとに繰り広げる内容なのだとすれば、ナショナルリーグの残りのチームは深刻な問題に直面することになる」とシーズンでの活躍を見通している。

 メジャーの最初のシーズンを前にして、ドジャース先発陣の中でさまざまな重責を担うことが予想されている山本。やはり、今季のMLB全体の中でも、もっとも注目されるプレーヤーの1人であることは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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