浅野拓磨、マジョルカ加入後初ゴールは“転機”に 現地メディアも「序盤の不振を完全に脱した」と高評価

2025年3月4日(火)19時31分 ココカラネクスト

浅野はこのゴールで乗っていけるか(C)Getty Images

 マジョルカの浅野拓磨に待望の初ゴールが生まれた。現地時間3月2日(日本時間3日)、ラ・リーガ第26節として行われた本拠地でのアラベス戦で見事なボレーシュートを決め、移籍後初得点を記録した。マジョルカはこのゴールで早々にリードを得たものの、後半に追いつかれゲームは1-1のドローに終わっている。

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 これが加入後15試合目の出場、24節のラス・パルマス戦からは3戦連続でスタメンでピッチに立った浅野が、チームに先制点をもたらした。9分、右タッチラインからのロングスローがアラベスゴール前に送られると、混戦から浅野が右足を一閃、思い切りのいいボレーでゴールを狙い、ボールをネットに突き刺した。

 ホームスタジアムが沸き上がる中、ゴール直後に浅野はお馴染みの「ジャガーポーズ」を披露。チームメイトによる歓喜の輪で祝福を受けると、さらにその後、浅野は四方にお辞儀をするなど、さまざまな形で喜びと感謝の想いを表現していた。

 浅野はこの後、65分までプレーし交替でピッチを後にしている。その直後に同点に追いつかれ、結果は引き分けに。背番号11の殊勲のゴールは勝利に結びつかなかったものの、それでも今後への期待を膨らませるパフォーマンスとなったことは間違いないだろう。

 現地メディア『MARCA』でも、日本人アタッカーの今季初ゴールを大きく取り上げている。同メディアは、「チームでの初ゴールは誰にとっても忘れられないものだが、それが見事なゴールであればなおさらだ。タクマ・アサノはペナルティエリア内で右足のボレーを叩き込み、アントニオ・シベラが守るゴールを破った」とレポート。

 さらに、「アサノはシーズン前半戦のレガネス戦と前節のセビージャ戦でポスト直撃のシュートを放っていたが、ついにその鬱憤を晴らしクラブでの初得点を決めた」とここまでのパフォーマンスを振り返りながら、活躍を称賛。

 また、ここまでの出場内容についても、「今季初めてアサノは3試合連続で先発出場。この3試合でマジョルカは1勝2分と、2025年序盤の不調を完全に脱し、今後も彼が先発に名を連ねる可能性を感じさせる結果となっている」として、貢献度の高さを強調している。

 ラ・リーガの舞台でもついにストライカーとしての結果を残した浅野。チームは現在8位と、さらなる上位が見えてきている中、終盤戦の戦いでも、浅野の決定力には大きな期待が寄せられることになるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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