スーパーGT：シーズン開幕を告げる3月17～18日の公式テスト岡山エントリーリストが発表

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは3月5日、岡山国際サーキットで3月17〜18日に開催する公式テストのエントリーリストを発表した。両クラス合計で44台が参加する。

　この公式テストは4月7〜8日に控えた2018年シーズン第1戦を見据えたものとしてだけでなく、オフシーズン中、それぞれ開発や準備を整えてきた各陣営が、はじめて一堂に会する場でもあり、シーズンの勢力図を占う上でも重要な意味を持つ。

　そんな公式テスト岡山にはスーパーGT500クラスが15台、スーパーGT300クラスが29台参加を表明している。

　GT500クラスは先日発表された年間エントリーと同様の面々が名を連ねており、フェリックス・ローゼンクビストや小林可夢偉、ジェンソン・バトンといった注目ドライバーも参加する。

　2月末に岡山で行われたタイヤメーカーテストではレクサス勢が速さをみせたが、ホンダ勢、ニッサン勢との差はわずか。この公式テストから本戦と変わらない緊張感が漂うことになりそうだ。

　GT300は年間エントリーでTBNとされていたドライバーや参戦車両名の一部に変更があったほか、5チームが第3ドライバーを起用している。

　ドライバーでは、TEAM MACHの坂口夏月のパートナーに藤波清斗が名を連ねたほか、17日（土）は平木湧也が、18日（日）は玉中哲二が第3ドライバーとしてステアリングを握る。

　また、DIJON Racingは『植毛 GT-R』としてニッサンGT-RニスモGT3を投入。公式テスト岡山では田中勝輝と飯田太陽がドライブを担当する。

　2台体制でエントリーしているJLOCは87号車に佐藤公哉、元嶋佑弥、高橋翼の3名を起用。88号車のマネパ ランボルギーニGT3には平峰一貴とイタリア出身のマルコ・マッペリが名を連ねた。

　そのほか、Audi Team Hitotsuyamaは篠原拓朗を第3ドライバーに起用しているほか、つちやエンジニアリングは近藤翼を、TOMEI SPORTは青木孝行を第3ドライバーとして登録している。

　この公式テスト岡山は、岡山国際サーキットのファン感謝デーとして開催され、一般の方でも入場可能。チケットなどの詳細は岡山国際サーキットのホームページまで。

■2018スーパーGT公式テスト岡山 GT500クラスエントリーリスト（3月5日時点）

■2018スーパーGT公式テスト岡山 GT300クラスエントリーリスト（3月5日時点）