スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストのエントリー発表。11台17名が参加へ
2021年3月5日(金)20時19分 AUTOSPORT web
3月5日、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は3月10日〜11日に鈴鹿サーキットで行われる合同テストのエントリーリストとタイムスケジュールを発表した。11台のマシン、17名のドライバーが参加することになる。
国内トップカテゴリーへの登竜門として多くのドライバーを輩出してきた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権。2021年に向けては、すでにチームから参戦ドライバーも少しずつ発表されているが、今回のテストには11台、17名のドライバーが参加することになった。
すでに体制発表済みのTOM’Sは小高一斗、平良響、ジュリアーノ・アレジの参戦が決まっているが、今回は1号車に2名ドライバーが追加された。FIA-F4やスーパー耐久に参戦してきた野中誠太、そして2020年のスーパーフォーミュラ・ライツ王者である宮田莉朋の名が記されている。
また、B-MAX RACING TEAMの50号車には2020年にTODA RACINGから参戦していた名取鉄平、そしてGT300チャンピオンの藤波清斗の名が記され、さらに2020年にスーパーフォーミュラに参戦していた松下信治も登録されている。松下はB-MAX ENGINEERINGの30号車にも登録されており、B-MAX ENGINEERINGではさらに4号車に佐々木大樹も登録された。
ただ宮田、松下、佐々木とも今回はデータ比較のためのドライブになりそう。特に松下については、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第4条2)に「2019年~2020年のF2またはSFにおいて、シリーズランキング上位8位までの者」は参加できないと定められており、2019年にF2でランキング6位となった松下は参戦することができない。
また今季佐藤蓮が参戦することが発表済みのTODA RACINGだが、エンジンがスピースA41エンジンとなっている。こちらも気になるところだ。
スーパーフォーミュラ・ライツ合同テストは3月10日は10時からと15時から、3月11日は11時30分からと2時間ずつ3セッションを予定している。ゆうえんちモートピア入園料での入場、観覧が可能だが、パドックや激感エリアの入場、パドックトンネル、S字トンネルは通行できない。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
鈴鹿合同テスト エントリーリスト
No | Driver | Team | Car |
---|---|---|---|
1A | 小高一斗 | TOM’S | ダラーラ320/トムスTAZ31 |
1B | 野中誠太 | TOM’S | ダラーラ320/トムスTAZ31 |
1C | 宮田莉朋 | TOM’S | ダラーラ320/トムスTAZ31 |
2 | 佐藤蓮 | TODA RACING | ダラーラ320/スピースA41 |
4A | 今田信宏 | B-MAX ENGINEERING | ダラーラ320/スピースA41 |
4B | 佐々木大樹 | B-MAX ENGINEERING | ダラーラ320/スピースA41 |
10 | 三宅淳詞 | ルーニースポーツ | ダラーラ320/スピースA41 |
11 | 植田正幸 | ルーニースポーツ | ダラーラ320/スピースA41 |
30A | DRAGON | B-MAX ENGINEERING | ダラーラ320/スピースA41 |
30B | 松下信治 | B-MAX ENGINEERING | ダラーラ320/スピースA41 |
35 | 河野駿佑 | RS FINE | ダラーラ320/トムスTAZ31 |
36 | ジュリアーノ・アレジ | TOM’S | ダラーラ320/トムスTAZ31 |
37 | 平良響 | TOM’S | ダラーラ320/トムスTAZ31 |
50A | 名取鉄平 | B-MAX RACING TEAM | ダラーラ320/スピースA41 |
50B | 藤波清斗 | B-MAX RACING TEAM | ダラーラ320/スピースA41 |
50C | 松下信治 | B-MAX RACING TEAM | ダラーラ320/スピースA41 |
51 | 畑享志 | B-MAX ENGINEERING | ダラーラ320/スピースA41 |