侍ジャパンが中日に快勝!好投の佐々木朗希はチーム1号の岡本和真に「本戦でも“師匠”が打ってくれると思う」

2023年3月5日(日)5時50分 ココカラネクスト

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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す侍ジャパンが3月4日、バンテリンドームで中日と壮行試合を行い、4−1で勝利した。

【動画】侍ジャパンのチーム第1号は岡本和真!打った瞬間にそれと分かる”豪快弾”はレフトスタンドへ

 この日先発したロッテの佐々木朗希(21)は初回にピンチを招くものの要所で三振を奪い、3回1安打無失点、3奪三振の好投を披露した。初回には中日の5番打者・アキーノに対して、日本人最速タイとなる165キロをマークするなど、快速球で球場を沸かせた。

 一方、打者陣は3回に二死3塁の場面でソフトバンクの近藤健介(29)が適時二塁打を放ち先制に成功。4回に同点に追いつかれたが、7回裏には「5番・三塁」でスタメン出場した巨人の主砲、岡本和真(26)が相手の柳裕也のカットボールを捉え、レフトスタンドへ勝ち越しソロ本塁打を放った。ここまでノーアーチだった侍ジャパンに、岡本が壮行試合4試合目にしてチーム1号をもたらした。

 試合後、投打のヒーローがインタビューに応じた。先発マウンドに立った佐々木は試合を終えて「最高です」と一言述べ、「本戦前の最後の登板だったので、しっかり自分の投球ができるようにと思って投げました」と話した。日本人最速タイの165キロを計測し、球場全体からどよめきが起こったが、「(球速に)意識はしてなかったんですけど、いいボールを投げられたのでよかったと思います」と冷静に投球を振り返った。佐々木は「本戦はしっかりいいピッチングをできるように、そして師匠(岡本)もたくさん打ってくれると思うので、応援よろしくお願いします」と意気込みと、この日チーム1号を放った岡本和真のWBC本戦での活躍にも期待していた。

 この日勝ち越し弾を放ってチームを勝利に導いた岡本は「最高です」と繰り返し、観客の笑いを誘うと、「しっかりと準備をして、与えられたところで仕事ができるように頑張ります」と話した。侍ジャパンでは本職の三塁以外に、一塁や左翼も守っている岡本が、レギュラー奪取へ意気込みを語った。

 世界一奪回を目指す侍ジャパン。2人の若き“侍”がチームを引っ張る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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