【巨人】あるぞ、開幕一軍!オコエ好調の裏で戦々恐々となっている「ライバルの名前」

2023年3月5日(日)12時20分 ココカラネクスト

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 すでに活躍が普通となりつつある。4日に行われた巨人・サムスンとの練習試合(那覇)に「1番・左翼」で先発出場したオコエ瑠偉(25)は連続安打試合を「7」に延ばした。

 1回裏、先頭で打席に入ったオコエは三塁へのゴロの間に猛ダッシュ。俊足を生かして内野安打とした。これでキャンプ中の打率・455と高いアベレージを残している。

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 積極的に次の塁を狙う姿勢は「チームが生きる」と原辰徳監督も高く評価しており、当初はダークホースと見られていたが、激しい外野手争いの中でも開幕一軍への道も段々と見えてきた。

 一方、この日の試合では走塁面で叱責を受けた選手たちもいた。

 4回一死一塁で走者の増田陸(22)が吉川の右飛で飛び出し併殺。さらに1点を追う9回には一死二、三塁の場面で重信の左飛に飛び出した二塁走者の湯浅大(23)が打球判断をあやまり、二塁に戻れず併殺でゲームセットとなった。

 2つの走塁ミスが出た試合となったことで原監督は「最後はやってはいけないプレー。点差、打球、全てにおいてセカンドランナーがアウトになるという。あそこは焼きごてでも打っておかないといけない」と猛省を求めた。

 増田陸はこの日の試合では「4番」起用され、4打数2安打と気を吐いていた。今春のキャンプでは外野手争いにもかかんに挑んでいるが、もったいない走塁ミスで目指すレギュラー争いに一歩、後退となった。

 し烈な外野手争いを繰り広げる中にはベテランの長野久義(38)もいる。この日の試合では代打で登場し、復帰後初打点となる適時二塁打をマークするなど存在感を示した。

 現時点で外野手のポジションで空いているのは、右翼を務める丸佳浩(33)をのぞく中堅、左翼の2つ。この2つの椅子をめぐって、プロ2年目の岡田悠希(23)、新外国人のブリンソン(28)、ウォーカー(31)、重信慎之助(29)、松原誠弥(28)、増田陸、長野、オコエら多くの選手がポジション争いを繰り広げている。

 ここにきて頭角を現しつつあるオコエがこのまま開幕一軍切符をもぎ取るか。ほかのライバルたちの巻返しも含め、今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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