米専門局がメジャー30球団のオフの補強充実度をランク付け 唯一の「A+」に輝いたのは?

2025年3月5日(水)11時40分 ココカラネクスト

佐々木への期待は高い。果たして状態は上がっていくのか(C)Getty Images

 メジャーリーグはオープン戦が進み、各球団の調整が本格化してきた。では、このオフの勝者は誰だったのか? 米スポーツ専門局『ESPN』は3月4日、30球団の補強をランキングで特集。堂々のトップにあたる「A+」には、佐々木朗希が加入したドジャースを選んだ。

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 ドジャースは日本が誇る令和の怪物にとどまらず、サイ・ヤング賞2度のブレイク・スネル、パドレスで鉄壁のセットアッパーだったターナー・スコット、通算95セーブで2019年セーブ王のカービー・イェイツ、通算167本塁打の外野手マイケル・コンフォート、韓国の至宝と呼ばれる内野手のキム・ヘソンら、大型補強に成功した。

「彼らはサイ・ヤング賞2度のスネルと契約したが、このオフに加えた最高の先発投手は彼ではないかもしれない。ササキはナンバーワンの先発投手になる可能性を秘め、さらにメジャー最低年俸からのスタートとなる」

 佐々木が秘めたポテンシャルと、金銭的な安さを、そのタレント集団の中でも最も高く評価した。さらにドジャースは自軍からフリーエージェント(FA)となったテオスカー・ヘルナンデス、クレイトン・カーショー、ブレーク・トライネン、エンリケ・ヘルナンデスとの再契約に成功して引き留め、トミー・エドマンとは5年の契約延長にも合意した。

 そしてそれだけバラ色のオフを過ごしたチームの次のターゲットを、明確に提示した。「次はデーブ・ロバーツ監督との契約延長を成し遂げることだ」と契約が3年契約の最終年となる今季限りとなっている指揮官との契約延長交渉を課題に挙げた。

「そうすれば2022年に挙げた球団最高のレギュラーシーズン111勝へとチャレンジすることができる。打線は高齢化が進み始めており、パフォーマンスを維持しなければならない」

 昨年のワールドシリーズ覇者のさらなる飛躍へ、そう期待を込めた。

 ちなみに次ぐ「A」評価はフアン・ソトを史上最高額で獲得し、ピート・アロンソとの再契約に成功したメッツ。そしてアレックス・ブレグマンを獲得し、トレードでギャレット・クロシェットを加えたレッドソックスの2球団が並んだ。次いで「A−」はヤンキースとダイヤモンドバックスの2球団だった。

 2024年を最高のシーズンとしたドジャースは、最高のオフシーズンを経て、再び最高のシーズンとすることができるのか。大谷翔平の二刀流復活が注目される1年は、チーム全体がかつてない期待を背負いスタートする。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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