昨季限りで熊本退団の32歳MF菅沼実が現役引退「感謝の気持ちで一杯です」

2018年3月5日(月)18時21分 サッカーキング

昨季限りで熊本を退団していた菅沼 [写真]=J.LEAGUE

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 昨季限りでロアッソ熊本を退団していたMF菅沼実が5日、自身のSNSを通して現役を引退することを発表した。

 現在32歳の菅沼は、埼玉県出身。柏レイソルの下部組織出身で、2002年にトップチームに昇格、17歳5か月でJリーグデビューを果たした。2005年にはブラジルのヴィトーリアへ移籍し、帰国後の2006年には愛媛FCに加入。2010年からジュビロ磐田でプレーし、2014年にはサガン鳥栖へ移籍した。2016年は開幕当初は無所属だったものの、7月に熊本の練習に参加して、8月に正式加入。昨季は明治安田生命J2リーグで4試合に出場し1得点を挙げたが、昨季限りで退団することが発表されていた。

 菅沼は自身のFacebookを通して「菅沼実を応援、サポートしてくださった皆様、16年間本当にありがとうございました。サッカー選手としての現役を引退します」と投稿。以下の通りメッセージを綴っている。

「プロの世界は全てが桁違いで、一瞬の油断が命取りのスリリングですごく厳しい反面、楽しい特別な時間でした」

「柏レイソルで育ちプロに入り、ブラジルのECヴィドーリア、アトレチコミネイロの海外移籍、愛媛FCのレンタル移籍 ジュビロ磐田 ナビスコ杯優勝、サガン鳥栖、ロアッソ熊本…振り返れば、高校2年生の2種登録から今まで サッカーだけに向き合い無我夢中で必死に走り抜いてきました」

「現役最後のゴールとなった、2017年J2第42節最終節。このゴールは16年間、最後の最後まで勝つ為に取り組んできた僕のサッカー人生全てを積み上げた結果に、サッカーの神様がプレゼントしてくれた物だと思ってます」

「どんなに苦しい時でも『諦めなければ必ず叶う。』と自分に言い聞かせ、トレーニングから真摯に強気に丁寧に1つずつ一歩ずつ一日ずつチャレンジしてきたサッカー選手としての人生。この経験をしっかり胸に刻み、サッカーの側でこれからの第2の人生を歩んでいきます」

「皆様からの激励や声援はいつも僕のパワーでした。何度も立ち上がり挑戦させてくれました。感謝の気持ちで一杯です。16年間本当にありがとうございました」

サッカーキング

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