途中出場の田辺&粟飯原が大仕事! 熊本が4年ぶりJ2勝利、大木監督「たかが一勝、されど一勝」

2022年3月5日(土)16時24分 サッカーキング

[写真]=宮地輝

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 明治安田生命J2リーグ第3節、ロアッソ熊本は敵地で大宮アルディージャと対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。熊本を率いる大木武監督は「熊本から100人以上のサポーターが来てくださっていたので心強かったですし、笑顔で帰ってもらえることが本当に嬉しいです。J2に上がって3試合目でやっと一勝できましたので、また次のゲームに向けて頑張って練習していきたい」とコメントした。

 立ち上がりの13分に失点を喫するも、「前半から悪くはなかった。出来自体は良かったので後半は取れる(大木監督)」と手応えを感じていた。後半も熊本らしく前線からのハードワークと推進力を生かし、大宮ゴールに迫っていく。すると73分、途中出場の田辺圭佑CKから菅田真啓が同点弾をマーク。終了間際の86分には田辺のクロスから途中出場の粟飯原尚平がヘディングでゴールネットを揺らした。逆転弾の場面について、粟飯原は「左サイドでうまく崩すことができて、クロスが上がる時に(土信田)悠生がニアで潰れて、その後ろに入っていけば来ると思っていた。そう思っていたら本当に来たので、あとは頭で押し込むだけだった」とコメント。得点後は一目散にベンチへと向かい、「走って行ったらみんなが駆け寄ってくれたので嬉しかった。チーム全員のゴールだと思います」と振り返った。

 昨季のJ3王者・熊本にとっては4年ぶりのJ2での勝利となる。大木監督は「たかが一勝、されど一勝だと思います。1試合目より2試合目、2試合目より3試合目と調子は上がっていると前半から思っていました。それが結果につながらないのはなかなか自信になりずらい。そこで負けていれば、この内容は悪いということになりますからね。ただ、勝ったということはいい評価につながりますし、選手たちにとっても良かったと思います」と総括した。熊本は次戦、連勝を目指してアウェイで徳島ヴォルティスとの一戦に臨む。

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