ド軍三塁手が「もうこれ以上は無理だ」 ドン底で「何も良くならない」嘆いた日々も“新たな光”が
2025年3月6日(木)17時30分 ココカラネクスト

昨季ケガで苦しんだマンシーが当時の思いを語った(C)Getty Images
ドジャースのマックス・マンシーが昨季、5月に右脇腹の痛みで負傷者リスト(IL)入りした際の思いを語っている。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、米メディア『Los Angeles Times』の中で、マンシーが故障で戦列を離れた際に陥った心境を紹介。「プレーをしないまま3か月が経ち、何も良くならないと、頭の中に考えが浮かんでくる」と語ったマンシーは、「もうこれ以上は無理だと身体が言っているのだろうか?」と、つらい日々を過ごしたという。
ただ、そんな暗いトンネルを乗り越え、8月に戦列に復帰したマンシーは、シーズン後半にOPS「.925」を記録し、その後はチームのワールドシリーズ進出に貢献。ナ・リーグ優勝決定シリーズでポストシーズン記録に並ぶ12打席連続出塁という記録を打ち立てる。
マンシーは「ケガのおかげで、新たな光が見えてきた」と述べ、「試合に出てプレーできることは、いつもありがたいことだった。でも、昨年、復帰できるかどうかさえわからない状況に陥ると、試合に出られるチャンスに本当に感謝するようになった」と、グラウンドでプレーできる喜びをあらためて感じるようになったという。
今春のオープン戦でも本塁打を放つなど、開幕に向けて調整を続けているマンシー。「ドジャースがワールドシリーズ連覇を狙うために貢献したいと熱望している」34歳の三塁手は、2025年シーズン開幕へ向けてギアを上げていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]