アザール、“偽9番”での起用に不満か「全然ボールに触れなかった」
2018年3月6日(火)11時35分 サッカーキング
4日に行われたプレミアリーグ第29節でマンチェスター・Cと対戦したチェルシー。前半はチャンスを作れずシュート0本、1試合を通してもシュート2本で枠内シュートはゼロに抑えられ、0−1で完封負けとなっていた。
同試合でアントニオ・コンテ監督は、スペイン代表FWアルバロ・モラタやフランス代表FWオリヴィエ・ジルーを起用せず、アザールを"偽9番"として起用していた。しかし、アザールはこの戦術に完全に納得しているわけではないようだ。
「ピッチを離れる時には走っていたという印象は受けるものだ。だが、ほとんどサッカーをさせてもらえなかった。これはとても惨めなことだよ」
「僕たちは3時間プレーしていた感じだったが、僕はほとんどボールに触ることができなかった。終盤は少しマシになったけどね。最後の10〜15分は少しポゼッションすることができていたが、僕たちは試合を通してあれをしなければならなかった」
また、コンテ監督は再び自身を"偽9番"として起用されるかと問われたアザールは「僕には分からない」と答え、次のように続けた。
「でも監督が再び僕を最前線に起用すれば全力を尽くすよ。だが、チームはあまりいい試合を行えなかった。そして、僕にとっても3回程度しかボールに触れなければ、いいプレーをすることは難しい」
「ボールを持った時にはもっといいプレーができたと思う。僕たちは間違った選択をしていたこともあったが、たくさんの機会があったわけではない。僕たちにはチャンスを作り出す機会は少なからずあったけど、それはできなかった。それができていたらゴールも奪えていたと思う。だが、マンチェスター・Cと対戦したんだ。難しいことだよ」