キャプテンマークを巻いたウィンクス「夢見ていたから光栄な瞬間だった」
2020年3月6日(金)17時14分 サッカーキング
アカデミー出身のウィンクスは前監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏の信頼を勝ち取った。しかし、クラブはジョゼ・モウリーニョ監督との交代を決断。モウリーニョ監督の下では出場機会を減らしていたが徐々に時間を伸ばしている。
ウィンクスはプレミアリーグ第28節ウルヴァーハンプトン戦でキャプテンマークを巻き出場。試合は2−3で敗れてしまったものの、記憶に残る日になったようだ。
「キャプテンを任されたのは僕と僕の家族にとって非常に光栄な瞬間だった。これまでずっと夢見てきたからね。彼(モウリーニョ監督)が脇に連れて行って“今日は君がキャプテンだ”と言ってきたんだ。僕はアカデミーにいたときから年齢を重ねチームに帯同することでより積極的になり快適に過ごせている」
「モウリーニョが最初に来たとき、最初の2、3試合をプレイしたと思う。その後、足首を負傷してしまった。でもチームは順調だったから、復帰するのは困難だったんだ。監督と正直は話し合いをして、彼が“トレーニングでもっと頑張る必要がある”と言ったんだ。そしてそれ以来努力して振り返ることはなかった」
続けて同選手はこれまでを振り返っている。
「ホワイトハートレーン(本拠地)の横の小さなコートでトレーニングを行い、ラッシュアワー中に父と母が運転する車に揺られ、後部座席で食事をとる。デビュー戦ではポチェッティーノ監督の信頼を感じられた。ゴールを決めることは期待していなかった。試合は楽しもうと思った。そしてできれば勝てたらいいなと思っていたよ。信じられない瞬間だった」