C大阪・大久保が3戦連続弾で先制も…FC東京が2度のビハインドを逆転、AT弾が決勝点
2021年3月6日(土)16時8分 サッカーキング
6日に明治安田生命J1リーグ第2節FC東京対セレッソ大阪が行われた。
開幕節で浦和レッズと引き分けたFC東京は、水曜日に行われたルヴァン杯グループステージ第1節で今シーズン初勝利。リーグ戦でのホーム初戦となったこの試合は、公式戦2連勝を目指す試合となった。一方のC大阪は、ここまでリーグ戦2試合を消化し1勝1敗。ここまで3ゴールを記録している注目のFW大久保嘉人は、今回の『味の素スタジアム』でも先発メンバーに名を連ねた。
先にチャンスを迎えたのはFC東京だった。9分、敵陣中央右でFKを獲得すると、キッカーはFWレアンドロ。ゴール前へ柔らかい浮き球が送られると、ペナルティエリア内でDF森重真人が打点の高いヘディングシュートを放つ。しかしボールは惜しくも枠の上へと外れる。
ピンチを凌いだC大阪は、その5分後に先制点を獲得する。敵陣中央右でボールを受けたMF坂元達裕が、ゴール前へ浮き球のパスを送る。これに相手DFの死角から飛び出した大久保が、額の先でわずかに擦ってゴールへと流し込んだ。大久保の3試合連続となるゴールで、C大阪が先制点を記録した。
1点を追いかける展開となったFC東京は、レアンドロを中心に得点を目指す。しかしC大阪も組織的なディフェンスで得点を許さず、試合は0ー1でハーフタイムを迎える。
迎えた後半立ち上がり、C大阪のMF清武弘嗣がゆったりとしたドリブルで相手ペナルティエリア左へ進入すると、左足でミドルシュート。しかしこれはサイドネットへと外れる。
得点が欲しいFC東京は、DF小川諒也が立て続けに左足を振り抜きシュートを放つもなかなか同点には追いつけない。それでも54分、味方からのバックパスを受けたC大阪のGKキム・ジンヒョンが、ボールのコントロールをミス。これに対してプレスをかけ続けていたFC東京のFW田川亨介がゴールへと押し込み、ついに試合は同点となる。
しかしその3分後、C大阪は敵陣深く右サイドから中央へパスを送ると、これを清武がスルー。後ろから反応を見せたMF原川力がダイレクトでペナルティアーク付近から右足を振り抜くと、ボールは相手GKの手に触れながらもゴール左上へと突き刺さった。C大阪が再びリードを奪う。
ビハインドとなったFC東京だが、71分にまたしても同点に追いつく。敵陣ペナルティエリア手前中央でFKを獲得すると、キッカーはレアンドロ。短い助走から枠の右隅へとゴールへと流し込み、試合は2ー2となった。
勢いに乗るFC東京は83分、敵陣中央左サイドからFWアダイウトンが柔らかいクロスを送ると、ファーサイドで待っていたFW永井謙佑がヘディングシュート。これは相手GKのファインセーブに防がれるも、こぼれ球を拾った永井のパスを受けたレアンドロが左足でシュートを放つ。しかしこれはC大阪のDF西尾隆矢が顔面で防ぎ、FC東京は決定機を活かしきれない。
このまま引き分けで終了かと思われた試合終了間際、FC東京は敵陣深く右サイドでFKを獲得。レアンドロが右足で浮き球のボールをゴール前へと送ると、ゴール前で森重がわずかに触れてコースを変え、ゴールを奪った。このアディショナルタイムに生まれたゴールが決勝点となり、FC東京が劇的な勝利を収めた。
次節、FC東京はホームでヴィッセル神戸と、C大阪もホームで清水エスパルスとそれぞれ対戦する。
【スコア】
FC東京 3ー2 セレッソ大阪
【得点者】
0ー1 14分 大久保嘉人(セレッソ大阪)
1ー1 54分 田川亨介(FC東京)
1ー2 57分 原川力(セレッソ大阪)
2ー2 71分 レアンドロ(FC東京)
3ー2 90+3分 森重真人(FC東京)
開幕節で浦和レッズと引き分けたFC東京は、水曜日に行われたルヴァン杯グループステージ第1節で今シーズン初勝利。リーグ戦でのホーム初戦となったこの試合は、公式戦2連勝を目指す試合となった。一方のC大阪は、ここまでリーグ戦2試合を消化し1勝1敗。ここまで3ゴールを記録している注目のFW大久保嘉人は、今回の『味の素スタジアム』でも先発メンバーに名を連ねた。
先にチャンスを迎えたのはFC東京だった。9分、敵陣中央右でFKを獲得すると、キッカーはFWレアンドロ。ゴール前へ柔らかい浮き球が送られると、ペナルティエリア内でDF森重真人が打点の高いヘディングシュートを放つ。しかしボールは惜しくも枠の上へと外れる。
ピンチを凌いだC大阪は、その5分後に先制点を獲得する。敵陣中央右でボールを受けたMF坂元達裕が、ゴール前へ浮き球のパスを送る。これに相手DFの死角から飛び出した大久保が、額の先でわずかに擦ってゴールへと流し込んだ。大久保の3試合連続となるゴールで、C大阪が先制点を記録した。
1点を追いかける展開となったFC東京は、レアンドロを中心に得点を目指す。しかしC大阪も組織的なディフェンスで得点を許さず、試合は0ー1でハーフタイムを迎える。
迎えた後半立ち上がり、C大阪のMF清武弘嗣がゆったりとしたドリブルで相手ペナルティエリア左へ進入すると、左足でミドルシュート。しかしこれはサイドネットへと外れる。
得点が欲しいFC東京は、DF小川諒也が立て続けに左足を振り抜きシュートを放つもなかなか同点には追いつけない。それでも54分、味方からのバックパスを受けたC大阪のGKキム・ジンヒョンが、ボールのコントロールをミス。これに対してプレスをかけ続けていたFC東京のFW田川亨介がゴールへと押し込み、ついに試合は同点となる。
しかしその3分後、C大阪は敵陣深く右サイドから中央へパスを送ると、これを清武がスルー。後ろから反応を見せたMF原川力がダイレクトでペナルティアーク付近から右足を振り抜くと、ボールは相手GKの手に触れながらもゴール左上へと突き刺さった。C大阪が再びリードを奪う。
ビハインドとなったFC東京だが、71分にまたしても同点に追いつく。敵陣ペナルティエリア手前中央でFKを獲得すると、キッカーはレアンドロ。短い助走から枠の右隅へとゴールへと流し込み、試合は2ー2となった。
勢いに乗るFC東京は83分、敵陣中央左サイドからFWアダイウトンが柔らかいクロスを送ると、ファーサイドで待っていたFW永井謙佑がヘディングシュート。これは相手GKのファインセーブに防がれるも、こぼれ球を拾った永井のパスを受けたレアンドロが左足でシュートを放つ。しかしこれはC大阪のDF西尾隆矢が顔面で防ぎ、FC東京は決定機を活かしきれない。
このまま引き分けで終了かと思われた試合終了間際、FC東京は敵陣深く右サイドでFKを獲得。レアンドロが右足で浮き球のボールをゴール前へと送ると、ゴール前で森重がわずかに触れてコースを変え、ゴールを奪った。このアディショナルタイムに生まれたゴールが決勝点となり、FC東京が劇的な勝利を収めた。
次節、FC東京はホームでヴィッセル神戸と、C大阪もホームで清水エスパルスとそれぞれ対戦する。
【スコア】
FC東京 3ー2 セレッソ大阪
【得点者】
0ー1 14分 大久保嘉人(セレッソ大阪)
1ー1 54分 田川亨介(FC東京)
1ー2 57分 原川力(セレッソ大阪)
2ー2 71分 レアンドロ(FC東京)
3ー2 90+3分 森重真人(FC東京)