名古屋、開幕2連勝ならず…鳥栖の福田晃斗がオウンゴール&復帰後初得点
2022年3月6日(日)15時59分 サッカーキング
試合が動いたのは開始2分、ホームの名古屋が先制する。右CKからマテウス・カストロがインスイングの浮き球を送ると、ニアで相手MF福田晃斗の頭に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
11分、名古屋にアクシデントが発生する。地面に足を取られたチアゴが左ひざを痛めてしまい、藤井陽也との交代でピッチを後にした。
鳥栖は30分に試合を振り出しに戻す。福田がペナルティエリア手前で相手のクリアボールを回収して右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。福田は復帰後初得点で自らのオウンゴールを帳消しにした。
追いつかれた名古屋は32分、相馬のクロスに酒井宣福が頭で合わせるが、相手GK朴のファインセーブに阻まれた。試合は1−1で折り返す。
鳥栖は後半開始早々にアクシデントが発生する。競り合いのなかで島川俊郎の左ひざに相手MFマテウスの体重が乗っかる形となり、負傷した島川は担架に運ばれてピッチを後に。原田亘が代わって投入された。
こう着状態が続くなか、名古屋は81分に甲田英將と柿谷曜一朗を投入。U−21日本代表候補にも選出されている18歳の甲田は、J1デビューを飾った。
結局、次の1点が生まれないまま試合は終了。名古屋は開幕2連勝を逃し、鳥栖は3試合連続ドローとなった。
次節、名古屋は12日にアウェイで川崎フロンターレと、鳥栖は13日にホームで湘南ベルマーレと対戦する。
【スコア】
名古屋グランパス 1−1 サガン鳥栖
【得点者】
1−0 2分 オウンゴール/福田晃斗(名古屋)
1−1 30分 福田晃斗(鳥栖)