バレンシア戦で退場のベリンガム、ラ・リーガ2試合出場停止に…レアルにも罰金処分

2024年3月6日(水)22時46分 サッカーキング

バレンシア戦で主審の判定に抗議し退場処分となったベリンガム [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムに対し、2試合の出場停止処分が下されたようだ。6日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。

 事の発端は現地時間2日に行われたラ・リーガ第27節バレンシアvsレアル・マドリードの一戦。敵地『メスタージャ』に乗り込んだレアル・マドリードは2−2で迎えた90+9分、スペイン人MFブラヒム・ディアスが右から上げたクロスにベリンガムが頭で合わせてネットを揺らす。劇的な勝ち越しゴールと思われたが、B・ディアスがクロスを上げたタイミングで試合終了のホイッスルが吹かれていたため得点は認められず、試合はドローで終了した。

 この判定にレアル・マドリードの選手たちは猛抗議を行い、ヘスス・ヒル・マンサーノ主審に詰め寄ったベリンガムには即座にレッドカードが提示。具体的なやり取りについては明らかになっていないが、ヒル・マンサーノ主審のレポートによれば、同選手が「攻撃的な態度と叫び声」で話しかけたとのこと。これに対し、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「ベリンガムは侮辱的なことを何か言ったわけではないので、レッドカードには腹を立てている」と述べるなど、この一件は国内外で物議を醸していた。

 そしてこの度、スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は、ベリンガムが「審判およびスポーツ当局に対する軽蔑・無視の態度」を取ったとして、ラ・リーガの今後2試合の出場停止処分を課したという。これにより、同選手は現地時間10日に控える第28節セルタ戦、および第29節オサスナ戦に出場することができない。また、イギリスメディア『BBC』によると、ベリンガムに600ユーロ(約10万円)、所属クラブであるレアル・マドリードに700ユーロ(約11万円)の罰金が科されたようだ。

 加入初年度の今シーズンはここまで公式戦30試合に出場し、20ゴール8アシストをマークするなど大車輪の活躍を披露しているベリンガム。バレンシア戦で負傷離脱から復帰したばかりだったが、再び欠場を強いられることとなってしまった。

サッカーキング

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