NTTコミュニケーションズ、ROOKIE Racingとのスポンサー契約を更新。レースでの実証実験も

2022年3月8日(火)15時58分 AUTOSPORT web

 NTTコミュニケーションズ株式会社は3月8日、ROOKIE Racingとのスポンサー契約ならびにテクノロジーパートナー契約を更新し、2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権については、新たに『docomo business ROOKIE』として参戦することを発表した。


 2021年シーズンより、「モータースポーツは大量のデータを瞬時に分析することが勝敗を左右する一因になり得ることから、ICTと高い親和性がある」との理由から、スーパーフォーミュラとスーパーGTにおいてTOYOTA GAZOO RacingのチームであるROOKIE RacingのスポンサーとしてチームをサポートしているNTTコミュニケーションズ。


 また同社は、ROOKIE Racingも参戦するスーパー耐久シリーズ Powered by Hankookにおいては、テクノロジーパートナーとしてレースコントロールルームから約60台の参戦全車両への安全情報提供や、ROOKIE Racingの車両に取り付けた360度カメラにより、観客が自由に視点を操作して観戦できる映像通信の実証実験を実施している。


 今回、そんなNTTコミュニケーションズとROOKIE Racingのスポンサー契約ならびにテクノロジーパートナー契約を更新することが明らかにされ、2022年の活動について発表が行われた。


 2022年シーズンは、新法人事業ブランド『ドコモビジネス』のもと、ROOKIE Racingのサポート活動を強化することで、モータースポーツの活性化や自動車産業の発展に寄与するべく新たな技術開発を行っていくとし、スーパーGTでのサポートのほか、スーパーフォーミュラについては冠スポンサーとして『docomo business ROOKIE』というチーム名で活動を行う。


 さらに、新たにENEOS株式会社がシリーズの冠スポンサーに就任し『ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook』となったスーパー耐久シリーズについても、テクノロジーパートナーとして『全車両に取り付けたGPSの移動距離から速度を監視し、FCY(フルコースイエロー)での速度制限違反など、レースレギュレーションを守っていない車両の特定などに活用』『4K360度カメラによる映像通信とVRを活用し、より臨場感のあるレース観戦を実現』するべく実証実験を実施するとのことだ。


 NTTコミュニケーションズは、「これらの取り組みを通じてROOKIE Racingをサポートするとともに、実証実験データや蓄積したノウハウを通じて、モビリティ分野をはじめとするさまざまなお客さまのビジネスに寄与する技術開発やソリューション提供に取り組んでいきます」としている。

2022年のスーパーフォーミュラに参戦する『docomo business ROOKIE』のカラーリング

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