ニッサンがアリア・ニスモを正式発表、842〜944万円で6月発売。アリア全グレードも登場へ

2024年3月8日(金)16時55分 AUTOSPORT web

 3月8日、日産自動車は1月の東京オートサロン2024で初公開したニスモブランドEV(電気自動車)のフラッグシップモデル『アリア・ニスモ』を正式発表した。発売は6月が予定されている。


 年始の東京オートサロン2024でお披露目されたニッサン・アリア・ニスモは、ベースとなる『アリアe-4ORCE』に専用のチューニングを施し、アリアが持つ動力性能をさらに引き上げたEVニスモのフラグシップモデルだ。


 バッテリーサイズの大きい“B9 e-4ORCE”をベースとしたアリア・ニスモは最高出力を320kWまで向上させ、専用の加速チューニングを施したことにより、気持ちの良いパワフルな加速を実現。ニスモドライビングモードでは、アクセルを踏み込んだ際のレスポンスを最大化することで、同車でしか味わうことのできない俊敏な加速コントロールを感じることができる。


 足回りには、幅広い温度域において安定した性能を維持するブレーキパッド、素材から内部構造にまでこだわった専用開発タイヤ、軽量化とリム幅のワイド化を両立しながら空力性能にも貢献したデザインのホイールを採用。シャシーでは、前後のサスペンションやスタビライザーに専用チューニングが施された。


『NISMO tuned e-4ORCE』として、こちらも専用チューニングが施された電動駆動四輪制御技術は、さまざまな走行シーンにおいて高いトラクション性能を誇り、電動車ならではの爽快な旋回加速と、高いライントレース性や思いどおりのコーナリングを可能にしている。

ニッサン・アリア・ニスモ(左フロントサイド)
ニッサン・アリア・ニスモ(右リヤサイド)


 エクステリアはニスモ専用バンパーやリヤスポイラー、ドアサイドモールなどを採用し、上質かつ洗練されたスタイリングと空力性能を両立。黒を基調にレッドアクセントが効いたインテリアにはホールド性とフィット感を高めた専用シートを採用し、車両との一体感を感じることが可能だ。


 また、ニッサンが唯一の日本メーカーとして参戦するABB FIAフォーミュラE世界選手権のテクノロジーも活用され、専用のBOSEプレミアムサウンドシステム装着車で“ニスモモード”をオンにすると、フォーミュラEマシンを彷彿とさせるEVサウンドを楽しめる。


 ボディカラーはニスモステルスグレーにブラックルーフの2トーンをはじめとする全6色がラインアップされたアリア・ニスモ。消費税込みのメーカー希望小売価格は、66kWhバッテリーモデルが842万9300円、91kWhバッテリーモデルが944万1300円に設定され、6月の発売が予定されている。


 なお、ニッサンは今回のアリア・ニスモ正式発表と同時に、アリア通常モデル全グレードを発売することを発表。注文受付を一時停止していたB6 2WDグレードの注文受付を再開するとともに、B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアを3月下旬から順次発売する。


 こちらのアリア通常モデルの消費税込み価格は2WDグレードが659万100円〜738万2100円、4WDグレードが719万5100円〜860万3100円となっている。アリアおよびアリア・ニスモの詳細については以下の公式サイトまで。


アリア:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya.html
アリア・ニスモ:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya-details/specifications/nismo.html

ニッサン・アリア・ニスモ
ニッサン・アリア・ニスモのコックピット
ニッサン・アリア・ニスモの専用シート
ニッサン・アリア・ニスモのインストルメントパネル
ニッサン・アリア
ニッサン・アリア


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