ベンゼマが終盤の同点弾! レアル、スアレス先制弾のアトレティコとドロー

2021年3月8日(月)2時11分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードはドローで試合を終えた [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第26節が7日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦した。

 首位アトレティコと3位レアルが優勝の行方を占うマドリード・ダービーを迎えた。アトレティコは消化試合が1試合少ないなか、2位バルセロナとは勝ち点差2ポイント、レアルとは5ポイント差としている。シーズン前半戦の対戦ではレアルが2−0で勝利していた。

 アトレティコは出場停止処分を終えたDFキーラン・トリッピアーとケガから復帰したMFヤニック・フェレイラ・カラスコが先発メンバーに名を連ねた。負傷者が続出しているレアルはDFセルヒオ・ラモスを欠くが、FWカリム・ベンゼマが先発入りし、ロドリゴは約2カ月半ぶりに先発入りした。

 立ち上がりは緩やかな展開となるなか、試合を動かしたのはアトレティコだった。15分、右サイドのハーフウェーライン付近でボールを受けたマルコス・ジョレンテが縦に突破し、スルーパスを送る。これに抜けたルイス・スアレスがGKティボー・クルトワと1対1になると、右足のアウトサイドキックでゴール左に決めた。

 レアルは29分、左サイドからクロスを上げると、こぼれ球をカゼミーロがエリア手前から右足で強烈なダイレクトシュート。しかし、これはGKヤン・オブラクにセーブされる。1点リードで後半へ折り返したアトレティコは53分、左サイドの高い位置でジョレンテがボールを持つと、スアレスとのワンツーパスでエリア内に侵入し、GKと1対1になる。しかし、右足のシュートはセーブされた。

 堅守速攻を仕掛けるアトレティコは61分、右サイドからクロスを上げると、ファーサイドのスアレスがヘディングで中央へ折り返す。これにアンヘル・コレアが左足のボレーで合わせようと試みるが、ジャストミートさせることはできず、ボールはゴール右に外れた。アトレティコは64分、カラスコに代えてジョアン・フェリックスを投入する。

 なかなかチャンスを作り出すことができないレアルは75分、自陣でボールを奪い、カウンターを仕掛ける。右サイドからエリア手前でボールを受けたベンゼマが右足でシュートを放つが、枠を捉えることはできなかった。

 レアルは80分、決定機が訪れる。ロドリゴとの交代でピッチに入ったヴィニシウス・ジュニオールがトニ・クロースとのワンツーパスで左サイドを突破し、中央へ折り返す。これにベンゼマが右足で合わせるが、GKのビッグセーブに阻まれた。

 レアルもこのままでは終わらない。88分、エリア内右でベンゼマからボールを受けたカゼミーロが折り返し、これにベンゼマが右足で合わせる。これがゴール左に決まり、土壇場で同点に追いついた。

 試合はこのまま終了。アトレティコが前半のスアレスの得点で先制したが、レアルはベンゼマの終盤の同点弾で追いつき、ドローで試合を終えた。

 アトレティコ・マドリードは10日、延期となっていた18節のアスレティック・ビルバオ戦をホームで戦い、レアル・マドリードは13日にホームでエルチェと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1−1 レアル・マドリード

【得点者】
1−0 15分 ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)
1−1 88分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)

サッカーキング

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