carenex TEAM IMPULがスーパーフォーミュラ参戦体制を発表。マシンカラーリングも刷新
2021年3月10日(水)15時1分 AUTOSPORT web
全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するcarenex TEAM IMPULは3月10日、2021年シーズンの参戦体制を発表した。メインスポンサーを務める伊藤忠エネクスの自動車関連事業ブランド『carenex』をチーム名に取り入れ、『carenex TEAM IMPUL』として2021年シーズンを戦うこととなり、新たなマシンカラーリングも発表された。
星野一義監督率いるチームインパルは、国内トップフォーミュラが全日本F2選手権として開催されていた1983年から参戦する国内トップチームの一つだ。1月22日にTOYOTA GAZOO Racingから発表された通り、引き続き19号車は関口雄飛、20号車は平川亮がステアリングを握る。
昨シーズンも平川と関口のコンビで参戦し、平川が最終戦まで激しいタイトル争いを展開。惜しくも2ポイント差でドライバーズランキング2位となった。関口は苦戦が続きドライバーズランキング14位となり、チームランキングは4位という成績を残している。
2016年シーズンより伊藤忠エネクスがメインスポンサーを務め、ITOCHU ENEX TEAM IMPULのチーム名でホワイトを基調とし、レッド、ブルーのラインが流れるように入ったマシンカラーリングで5シーズンを戦ってきたチームインパルだが、2021年シーズンは、チーム名に伊藤忠エネクスの自動車関連事業ブランドである『carenex』を取り入れ『carenex TEAM IMPUL』として参戦する。チーム名の変更とともに、マシンカラーリングも大幅に刷新された。
新たなマシンカラーリングは、重厚感のあるピアノブラックのボディに、閃光のごとく突き進むサーキットの稲妻をイメージした「ゴールド・ライトニング」を重ねるデザインとなり、昨年までとは大きくイメージチェンジされている。また、サバイバルセル上部やサイドにはチームインパルが展開する新電力サービス『IMPULでんき』のロゴが大きく掲示されている。
新たなカラーリングに彩られたマシンは3月11日、12日に鈴鹿サーキットで開催される第1回公式合同テストでお披露目となる。