メルセデス・ベンツ、人気SUV『GLC/GLCクーペ』に新たなエントリーグレード“Core”を設定

2025年3月11日(火)18時3分 AUTOSPORT web


 メルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズSUVとして、2023年には第2世代に刷新された『GLC』と『GLCクーペ』に、標準装備を厳選し戦略的価格を実現した新たなエントリーモデル“220d 4MATIC Core(コア)”が登場。3月6日より発売が開始されている。



 初代モデルライフ中盤の2020年と2021年に、メルセデス・ベンツのSUVとして全世界でもっとも販売されたモデルとなり、ベストセラーSUVに成長した同車は、最新技術を多数搭載して大きな進化を遂げた2代目でもその人気を維持。日本では2024年の外国メーカー車の年間登録台数で2位、ミドルサイズSUVとしては首位を獲得し、メルセデスの最多量販モデルとなった。


 そんな人気モデルに設定された今回の新グレードは、主力となるクリーンディーゼル搭載の220d 4MATICをベースに標準装備を見直し、シンプルなオプション構成でアフォーダブルな価格を実現した。


 エクステリアに大きな変更はなく、ボディカラーは定番色として人気の高いポーラーホワイト(ソリッド)と、有償のオブシディアンブラック(メタリック)にハイテックシルバー(メタリック)の3色に厳選。よりスポーティな外観となるAMGラインパッケージもオプションで選択可能としている。


ボディカラーは定番色として人気の高いポーラーホワイト(ソリッド)と、有償のオブシディアンブラック(メタリック)にハイテックシルバー(メタリック)の3色に厳選

よりスポーティな外観となるAMGラインパッケージもオプションで選択可能としている

 インテリアでは、メンテナンスが容易で本革のような質感が楽しめるレザーARTICOを設定。カラーは標準仕様のブラックに加え、AMGラインパッケージにはネバグレー/ブラックも設定され、トリムは標準仕様にシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムを。AMGラインパッケージではメタルウィーブインテリアトリムを、それぞれ『GLC』として初採用した。


 前述の有償オプションは、AMGラインパッケージとパノラミックスライディングルーフの2種に限定し、シンプルな選択肢としてリーズナブルな価格設定を実現。前者は立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出すスターパターングリルや、開口部の大きなフロントバンパー、そしてインテリアのスポーツシートに本革巻きスポーツステアリングなどを備え、ホイールには『GLC』初採用となるマルチスポークタイプの20インチアルミホイールを採用した。


 パワートレインもエクステリア同様、エンジン単体で197PS(145kW)、440Nmを発生する2リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボの“OM654M”を搭載し、エンジンとトランスミッションの間に配置されるISG(インテグレイテッド・スターター・ジェネレーター)によって、短時間最大で23PS(17kW)、205Nmのブーストが可能に。


 さらに変速比幅が広く、エンジン回転数が大幅に低減される9G-TRONICに加え、メルセデス伝統の4輪駆動システム”4MATIC”により、悪路から高速道路まで安定した走行が可能となっており、45:55の基本トルク配分によりSUVとしての優れた基本性能を誇る。


 その他、片側100万画素以上のヘッドライトによって瞬時にプロジェクションモジュールを抑制し、ハイビーム相当の配光であっても対向車や道路標識に光が当たらないよう高精度での調整が可能な“デジタルライト”や、クルマのフロント部分下方の路面の映像(フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す“トランスペアレントボンネット”機能なども備え、価格はSUVが819万円、クーペが866万円(いずれも税込)となっている。


トリムは標準仕様にシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムを。AMGラインパッケージではメタルウィーブインテリアトリムを、それぞれ『GLC』として初採用した

メンテナンスが容易で本革のような質感が楽しめるレザーARTICOを設定。カラーは標準仕様のブラックに加え、AMGラインパッケージにはネバグレー/ブラックも

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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