高井幸大の他に…川崎フロンターレDFに日本代表招集論。町田浩樹負傷の影響も?
2025年3月11日(火)11時20分 FOOTBALL TRIBE

3月にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合を控えているサッカー日本代表「森保ジャパン」。DF町田浩樹(ユニオンSG)、DF冨安健洋(アーセナル)、DF谷口彰悟(シント=トロイデンVV)と主力センターバックに負傷者が相次いでいるだけに、DF高井幸大(川崎フロンターレ)の招集、スタメン起用待望論が湧き起っているが、高井のチームメイトも代表候補として推奨されている。
Jリーグの情報に詳しいブラジル人のチアゴ・ボンテンポ記者は3月1日、Xで「今年の川崎で、最も印象に残っている選手は三浦颯太だ。彼は(相手選手との)駆け引きに強く、パスとクロスの精度が高い。(2025シーズンのJ1リーグで)第1節から3節まで全試合でアシストをマークしている」と投稿。「今の日本サッカーに欠けているポジションなので、次の日本代表メンバーに入ってほしい」と、2025シーズン開幕からリーグ戦3試合連続スタメン出場で1ゴール4アシストをマークした三浦の招集を求めている。
現在24歳の三浦は、ヴァンフォーレ甲府でプロキャリアをスタートすると、大卒1年目の2023シーズン終了後に早くも川崎へ完全移籍したほか、2024年1月1日のタイ戦でA代表デビュー。新戦力としてAFCアジアカップ出場や代表メンバー定着が期待されたものの、タイ戦以降は代表招集がない状況だ。
その三浦の本職は左サイドバック。日本代表の同ポジションでは、2024年までDF長友佑都(FC東京)やDF中山雄太(町田ゼルビア)らが招集されていたが、森保一監督はW杯アジア最終予選で3バックシステムを採用。ウイングバックにMF三笘薫(ブライトン)やMF堂安律(SCフライブルク)など攻撃的なサイドアタッカーを配しているだけに、サイドバックを本職とする選手の出番は減少傾向にある。
一方、3バックでは冨安、町田、谷口、DF板倉滉(ボルシアMG)らがコンスタントにプレーも、このうち3選手が負傷。さらなる不測の事態に備えて、4バックシステムのオプションを確保するために、サイドバックを本職とする選手をある程度招集する可能性も考えられるが、果たして三浦がメンバーに名を連ねることはあるのだろうか。