天野純、らしくないミスから得点を献上「みんなに申し訳ない」

2018年3月11日(日)0時18分 サッカーキング

失点につながるミスを悔やんだ天野 [写真]=J.LEAGUE

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 珍しく2失点に絡んでしまった。

「今日は自分がゲームを壊したと思っている」。取材エリアに現れた天野純は開口一番、自ら語った。「2失点とも、自分のミスなので。これはどうしようもないので、チームのみんなに、F・マリノスに関わるみんなに申し訳ないと思っている」。

 天野が指摘した1失点目は、何でもないバックパスだった。12分、相手のゴールキックを中澤佑二が頭でクリア。そのボールが自陣ゴールを向いていた天野に渡ると、「タカ(扇原貴宏)に出そうとした」と前にいた扇原へのバックパスを選択。しかし、思いのほかボールに強くインパクトしてしまった。「強く当たっちゃって。スルーだと思ったみたい……」。扇原が受けられなかったボールは前線に残っていたサガン鳥栖の趙東建に渡り、先制点につながった。

 そして2失点目は57分、ペナルティーエリア内でワンツーの折り返しに体をぶつけに行ったが、体から離れていた腕にボールが当たってしまいハンドの判定。ビクトル・イバルボにPKを決められてしまった。

「もったいないミスでうまくいかなかったし、それがすべて。研究はどのチームもしてきていて、それでも止められないのが僕らのスタイルなのに、今日はその出鼻をくじいてしまいました」

 終始うつむきながら反省の言葉を口にした天野。それでも「どうにかチームに返していければいいかなと思います」と必死に顔を上げた。

サッカーキング

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