B・ディアス、モロッコ代表でのプレーを決断か…現地紙「スペインと異なりブラヒムに全力を注いだ」

2024年3月11日(月)11時59分 サッカーキング

レアル・マドリードに所属するB・ディアス [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードに所属するスペイン人MFブラヒム・ディアスが、モロッコ代表としてプレーする決断を下したようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在24歳のB・ディアスは、2013年にマラガの下部組織からマンチェスター・シティのユースに加入し、2016−2017シーズンに16歳の若さでトップチームへと昇格した。2019年1月に母国スペインの名門レアル・マドリードに移籍すると、レンタル先のミランで主力に定着。在籍した3年間で公式戦124試合出場18ゴール16アシストの成績を残し、レアル・マドリードに復帰した今シーズンも、ここまで公式戦32試合に出場して8ゴール4アシストをマークしている。

 1999年8月3日にモロッコ人の父とスペイン人の母との間に誕生したB・ディアスは、両国の代表でプレーする権利を保有。長らく同選手の決断に注目が集まっていたが、『マルカ』はB・ディアスがモロッコ代表でのプレーを選択したと報じつつ、「決断は固く熟考されたものだが、即座のものであり、後戻りはできない」と伝えている。

 また、早ければ今月にホームで行われるアンゴラ戦(3月22日)とモーリタニア戦(3月26日)の親善試合に出場する可能性がある模様。B・ディアスの招集を目指してきたモロッコサッカー連盟のフージ・レクジャ会長が、同国の予算担当大臣を務めていることから、「モロッコで起こったことは事実上『国家の問題』である」と表現した。

 さらに、「モロッコはスペインと異なりブラヒムに全力を注いだ」と主張。「少年に愛情を込めて呼びかけたり、たとえ一時的なものがあっても、接触したりすることはなかった」と指摘しつつ、「それゆえ、ブラヒムはもう待つことはなく、彼のために代表チームのプロジェクトを持っているモロッコに行くことになった」と見解を示した。

サッカーキング

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