チーム再編の途上にあるマクラーレンF1「まだ組織は最高の状態ではない」

2019年3月12日(火)16時11分 AUTOSPORT web

 2019年、マクラーレンは改善しているが、まだ“ニルヴァーナ”のレベルには達していないと、マクラーレンのスポーツディレクターを務めるジル・ド・フェランは語っている。


 辞書によると、ニルヴァーナは天国のような完全な平和と幸せにあふれた場所とある。ヒンドゥー教と仏教において、ニルヴァーナは人が到達することのできる最高の状態、悟りの状態であり、人間の持つ個々の欲望や苦しみが消えることを意味している。


「チームをより良く理解しようと努力しているところだ」と2018年7月にマクラーレンに加わったド・フェランは語った。


「チーム内にすでに存在する才能を取り込み、より効率の良い仕事、コミュニケーション改善を行い、ひとつのチームとして一丸となって仕事に取り組んでいる。そうするためには、チームの一部で再編成が必要だった。2018年の半ばに、我々は何人かの人材をチームに加えた。そしていくつかの事柄を再編成した。今後はさらに多くの人材を迎えることになる」


「チームが一丸となってうまく機能しているように感じている。だが我々は“ニルヴァーナ”のレベルに達しているだろうか?答えはノーだ。我々はこの道を歩き続けて多くの点で向上する必要がある」


「私がまさに焦点を置いているのは、チームが話し合いを行いながら適切な方法で組織されることだ。そして私ができる最高のやり方で、チームの文化に影響を及ぼせるように努めている」


 2019年シーズンの開幕にあたり、マクラーレンが次に達成することは何だろうか?


「我々はただ前に歩き続けなければならない。そうして最終的には結果が生まれるだろう」


「チームとしてどの程度うまく機能しているか。モーターレースに関して素晴らしいことのひとつは、どれだけ良い仕事をしているか、2週間ごとに結果が出るということだ。我々が良い方向に向かっているのなら、なんらかの成果が出ているだろう」


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