元横浜グエン・コン・フオン、J1リーグ2025ベトナム放送大使に就任

2025年3月12日(水)12時15分 FOOTBALL TRIBE

グエン・コン・フオン(左)足達勇輔氏(右)写真:Truong Tuoi Binh Phuoc FC

 かつて水戸ホーリーホックと横浜FCでプレーした元ベトナム代表FWグエン・コン・フオン(30歳)が、ホーチミン市テレビ局(HTV)の「J1リーグ2025ベトナム放送大使」に就任した。HTVは今2025シーズンからJ1リーグの放映権を取得して毎節の試合をテレビで生中継しているほか、チャンネル公式Facebookと公式YouTubeで生配信している。


 コン・フオンは、若手時代の2016年にJ2水戸ホーリーホックに期限付き移籍を経験。その後、2023年には当時J1の横浜FCに完全移籍を果たして、2024年9月まで所属した。Jリーグ時代は出場機会に恵まれず、結局1ゴールも挙げられないままベトナムに戻り、現在はベトナム2部ビンフオックFCでプレーしている。ビンフオックFCは、前ベトナムサッカー連盟(VFF)テクニカルダイレクターで、元横浜FC監督の足達輔輔氏がCEOを務めるクラブ。


 日本で過ごした約3シーズンは、ほとんどの試合でベンチ外となりプロ選手として大きな挫折を味わうことになったが、コン・フオンはJクラブの練習環境や日本の生活環境を非常に気に入っており、長男に「MITO」と名付けるほど、日本に愛着を持っている。


 J1リーグ2025ベトナム放送大使に任命されたコン・フオンは、「放送大使という大役を務めさせていただくことになり光栄に思います。J1リーグをベトナムの視聴者により身近に感じてもらうためのよい機会です。Jリーグはアジア最高峰のリーグであり、僕がプロとして数々の貴重な教訓を得た場所でもあります」とコメントした。


 なお、今2024/25シーズン、ベトナム2部(Vリーグ2)ビンフオックFCに鳴り物入りで加入したコン・フオンは、開幕から期待通りの活躍を見せてここまで4ゴールで得点王争いトップタイ。チームも2位につけており、熾烈な上位争いを繰り広げている。

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