【侍ジャパン】栗林良吏離脱で緊急招集が浮上する「選手の名前」

2023年3月13日(月)10時59分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 侍ジャパン日本代表の広島・栗林良吏投手(26)が腰の張りの影響で、チームを離脱することが12日、分かった。

 栗林は守護神候補の一人として代表入りしたが、大会を通じて登板がなかった。栗山英樹監督は「腰の張りの中でこっちが止めている状況。日々確認してしっかりやっていきます」と話していたが、無念のリタイアとなった。

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 一方、栗林は東京五輪でも守護神を務めた安定感抜群の救援右腕とあって、離脱は痛手となる。故障者が出た場合の入れ替えは予備登録メンバーの中から各ラウンド終了後に可能。16日の準々決勝へ向け、新たに投手を招集することになりそうだ。

 浮上しているのは昨年の日本一軍団からオリックスの山﨑颯一郎投手(24)。昨年の日本シリーズでも存在感を示した160キロ右腕は7日の強化試合・オリックス戦にも侍ジャパンのサポートメンバーの一人として参加。1イニングを投げ無失点に抑えていた。

 ほかにもセットアッパーを任せられる力のある投手といえば、西武・平良海馬(23)、ヤクルト・清水昇(26)などの名前も浮上する。

 また以前から侍ジャパン入りを熱望していた楽天・田中将大(34)も国際大会の経験豊富なことから注目を集めている。

 侍ジャパンは9日に開幕したWBCで無傷の4連勝を達成。ここまで圧倒的な打線の力で勝ち進んできたが、世界一奪還に向けここから先は投手力、守備力を含め、守り勝つ野球の重要性が指摘されている。

 16日の準々決勝までに再びチーム整備が求められそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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