人気爆発のヌートバー、走りながらのペッパーミルに米注目「日本はラーズが大好きだ」

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　日系選手として初のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）日本代表入りを果たしたラーズ・ヌートバー（２５）は３月１２日、オーストラリア代表との１次ラウンド第４戦に「１番・中堅」でスタメン出場。２回にセンターへの鮮やかなタイムリーヒットを放つなど、３打数１安打１打点と活躍し、７−１のチーム勝利に貢献した。

【動画】MLB公式も「胡椒を挽き続けてくれ！」とエールを寄せたヌートバーのパフォーマンスの様子

　開幕から４戦連続安打、３戦連続打点を記録しているヌートバー。この日、会場を沸かせたのは、３点リードで迎えた２回の１死三塁という場面だ。カウント１−１から３球目を捉えると、これがセンター前へのタイムリーヒットに。またしても快音を響かせ、今回は、走りながらの「ペッパーミルパフォーマンス」も飛び出した。

　日本のファンを連日、熱狂に包んでいるヌートバーのパフォーマンスには、MLB公式ツイッターも注目を寄せている。今回は、球審の後ろ側から撮影されたタイムリーヒットの映像を掲載すると、「ラーズ、胡椒を挽き続けてくれ！」とコメント。日本代表としての止まらない活躍ぶりに興奮を抑えられないようだ。

　また、米メディア『Barstool Sports』のポッドキャスト番組「Starting9」は、 公式ツイッターを更新し、MLB公式が共有した動画を引用。「ラーズ・ヌートバー。プロのバッターであり、プロのペッパーグラインダーだ」と書き始めると、「日本はラーズのことが大好きだ」と続けており、その爆発的な人気ぶりを伝えていた。

　いまや侍ジャパンの切り込み隊長として定着し、日本ファンを熱狂させる存在となったヌートバー。これでチームとして全勝での１次ラウンド突破が決まったが、果たして準々決勝以降の戦いでは、どのようなパフォーマンスが見られるだろうか。引き続き、“たっちゃん”の活躍から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]