中日・高橋周平のマルチ安打でポジション争い激化!石川昂弥、中田翔を巻き込んだ争奪戦になるか

2024年3月13日(水)11時30分 ココカラネクスト

過熱してきた中日のポジション争い。立浪監督の判断が注目される(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 中日の内野手争いが大混戦となっている。

 3月12日に行われた西武とのオープン戦(ベルーナD)に、今季1軍初昇格の高橋周平が「6番・三塁」でスタメン出場。2安打1得点と結果を残し、開幕1軍入りに向けてアピールに成功した。

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 高橋周の活躍で注目されるのが、内野のポジション争い。6日、7日の欧州代表戦で侍ジャパンに招集された石川昂弥、今季から中日に加入した中田翔を巻き込んだ、激しい競争が繰り広げられる。

 高橋周と石川昂の主戦場は三塁。昨季、石川昂は昨季、自己最多となる121試合出場、自身初となる規定打席に到達した。今春のキャンプは2軍スタートとなったものの、三塁のレギュラー候補筆頭であることは間違いない。打線に足りない長打力を武器に、昨季はチーム2位の13本塁打。4番を務めた時期もあり、今季も打線に欠かせない存在だ。

 一方で、石川昂のオープン戦での状態が今ひとつ上がってこない。6日に行われた侍欧州代表戦では、「9番・一塁」でスタメン出場。マルチ安打を放つ活躍をみせたが、オープン戦の打率は12日現在で.063。期待される長打も打点も記録していない。

 高橋周は石川昂の台頭で出番を減らしているものの、この日は課題の打撃でアピール。過去、2度のゴールデングラブ賞を獲得した実績があり、守備力は折り紙付き。打撃面で結果を残せば、石川昂からレギュラーを奪うことも可能だろう。

 高橋周が好調を維持できれば、石川昂と一塁のレギュラーを狙う中田とのポジション争いが生まれる。中田はここまで、オープン戦打率.143、1本塁打、6三振と波に乗れていない。打撃で貢献できる選手が求められる中、期待された石川昂と中田の現状を考えると、高橋周の活躍次第では内野陣の顔ぶれが変わる可能性もあるだろう。大混戦の内野手争いから目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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