巨人に好循環!2年目・萩尾匡也のオープン戦初本塁打で”外野手争い”がさらに過熱

2024年3月13日(水)7時45分 ココカラネクスト

萩尾のアピールはチームのポジション争いを活性化する好材料だ(C)産経新聞社

 巨人の若手外野手が躍動している。3月12日のソフトバンク戦に6番ライトでスタメン出場した萩尾匡也は、4回2アウト1塁の場面で、ソフトバンクの先発・石川柊太からレフトポール直撃の2ランホームランを放った。9日のオリックス戦では5回2アウト満塁のチャンスで代打出場してセンターに2点タイムリーを放っており、勝負強さをアピールしている。

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 巨人の若手外野手と言えば、ルーキーの佐々木俊輔の活躍が目覚ましい。オープン戦の打率.429、OPS1.002と驚異的な成績をマークしている。萩尾と同じく12日のソフトバンク戦にもスタメン出場しており、4打席に立って1安打、1四球と2度出塁。安定感ある働きを見せた。

 また、2022年ドラフト1位の浅野翔吾は10日の春季教育リーグ西武戦に出場して、ホームランを含む2打数2安打4打点と大暴れ。すぐにでも1軍に呼んで、オープン戦で打席に立たせたくなる結果を残している。

 巨人は主力野手の年齢層の高さが常々指摘されていたが、昨年は門脇誠や秋広優人が定着しており、徐々に若手選手が存在感を発揮している。ここに来て萩尾や佐々木も台頭できれば、一気に若返りを図れるだろう。

 若手選手がアピールを続ければ、中堅選手やベテラン選手の闘争心に火が付き、好循環が生まれることが期待できる。実際、34歳の丸佳浩はオープン戦の打率.429と状態が良い。昨シーズンは21試合に出場して打率.000という屈辱を味わった29歳の松原聖弥も打率.500と好調だ。

 さらには、長野久義梶谷隆幸といった実績十分のベテランに加え、メジャーでシーズン33本塁打、88打点をマークした実績を持つ新戦力・オドーアもレギュラーを狙っている。新人、若手、中堅、ベテラン、助っ人など多様な顔ぶれが揃っている外野陣。12日に萩尾が結果を残したことにより、ますます外野のレギュラー争いは過熱化するだろう。誰が巨人の開幕戦の外野を守っているのか、今から楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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