全部リップサービスだった...大谷翔平「同僚」キム・ヘソン、開幕マイナーに地元メディア落胆「あれだけ褒めていたのに」

2025年3月13日(木)16時50分 J-CASTニュース

大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)が、マイナーリーグで開幕を迎えることが決まった。複数の米メディアが2025年3月12日に報じた。

オープン戦は打率.207と低迷

キムは、韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズから昨オフ、ポスティングシステムを利用してドジャースに入団。米メディアによると、3年1250万ドル(約18億8500万円)で契約を結んだという。

KBOリーグ時代は、守備に定評があり、4年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。打撃は、21年シーズンから4年連続で打率3割をキープ。23年シーズンは、打率.335、7本塁打、57打点を記録した。

開幕大リーグをかけて臨んだオープン戦では、課題の打撃が不振で、15試合に出場し、打率.207、1本塁打、3打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.613だった。

大谷翔平選手(30)をはじめとし、強打者揃いのチームの中で、打撃でアピールすることができず、マイナー降格となった。

地元韓国メディアは、キムの「マイナー落ち」に落胆を隠さなかった。

「オープン戦の成績を見ればマイナー降格は納得がいく」

スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、「守備がどうのこうの...結局は全部リップサービスだった!キム・ヘソン衝撃マイナー行き、今更『もともと打撃に懸念あった』」とのタイトルで記事を公開した。

記事では、「守備と走塁だけでメジャーリーグで生き残ることができると唾が出るほど褒めていたのに、打撃を問題視した。結局、キム・ヘソンはマイナーで開幕を迎えることになった」と悲観的に報じた。

そして、「キム・ヘソンのオープン戦の成績を見ればマイナー降格は納得がいく」とする一方で、キムに対するこれまでのデーブ・ロバーツ監督(52)の「評価」に疑問符を付けた。

「ロバーツ監督はキム・ヘソンの攻撃力を全く心配していないと自信を見せた。『キム・ヘソンは守備だけでも確実に勝利に貢献できる選手だと思う』と話していた。攻撃はよいに越したことはないが、下手でもいいということだ」

チームはシカゴ・カブスとの日本での開幕戦(18日・東京ドーム)に備え、13日に来日。一方のキムは、キャンプ地の米アリゾナ州にとどまり、マイナーリーグの開幕に備え練習を続ける。

J-CASTニュース

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