J2札幌 今季初勝利へDF馬場晴也が攻守で活性化させる…15日・アウェー秋田戦

2025年3月13日(木)5時35分 スポーツ報知

前線へロングボールを出す馬場(カメラ・砂田 秀人)

 J2北海道コンサドーレ札幌DF馬場晴也(23)が、守備だけでなく攻撃でもチームを活性化させる。札幌は12日、宮の沢でオフ明けの練習を再開。15日のアウェー・秋田戦に備えた。フルメニューを消化した馬場は、空中戦を除いた1対1の勝利数を示す「デュエル」でJ2で4位、チームでは最多の17回を記録し、奮闘している。しかしクラブワーストの開幕4連敗中という現状を踏まえ「他の選手のカバーもそうだし、相手のボール保持者に対してもう少し行くだったりはしていかないと」と10失点を喫している守備の向上に目を向けた。

 前節9日の千葉戦(1●3)では1—2の前半48分にクロスバー上をわずかに越える右ミドルを放つなど、反撃ムードをつくった。この日は居残りでシュート練習を繰り返し、態勢を整えた。「J2の方がボックス内に相手が多く戻る感じなので。自分がシュートでもパスでも、ペナルティエリア前のスペースを使っていければ」と打開のイメージを描いた。

 初勝利へ「サイド攻撃も個人の突破だけに頼っていては相手の目線は変えられない。サポートする選手を増やさないと、攻めてはいるがビッグチャンスがつくれないみたいな形になってしまう。もっと変化は必要」。より多彩な攻撃にすべく、前に後ろに馬場が顔を出し続けていく。

(砂田 秀人)

スポーツ報知

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