ニッサンGT-Rの2025年モデルが発表。一部モデルに高精度部品を採用し性能をさらに磨き上げる

　3月14日、日産自動車はフラッグシップスポーツカー『ニッサンGT-R』の2025年モデルを発表した。専用特別内装色や一部モデルに高精度重量バランス部品が採用されている。

　2007年の誕生以来、モデルイヤーごとに深化を続けてきたR35型GT-R。『究極のドライビングプレジャーを追求する』という商品コンセプトのもと開発された同車は、世界での市販車人気のみならず、モータースポーツ界でも現役で活躍中だ。

　今回発売される2025年モデルでは、プレミアム・エディションに、青を基調とした専用特別内装色『ブルーヘブン』が新設定された。

　また、プレミアム・エディションTスペック、トラックエディション・エンジニアード・バイ・ニスモTスペックのピストンリングやコンロッド、クランクシャフトなどに、従来GT-Rニスモ・スペシャルエディションのみの採用されていた“高精度重量バランス部品”を採用。レスポンスの精度を高め、性能がさらに磨き上げられている。

　なお、プレミアム・エディションTスペックとトラックエディション・エンジニアード・バイ・ニスモTスペックの2モデルには、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートおよびゴールドのモデルナンバープレートがエンジンルーム内に新たに付与された。

　登場から年月が経過しても、その性能が磨き上げられているR35型ニッサンGT-R。2025年モデルの消費税込み希望小売価格は1444万3000〜円2289万1000円。専用チューニングが施されたニスモモデルは3008万5000円〜3061万3000円となり、6月の発売が予定されている。

　なおニッサンでは「本発表にあわせて各販売会社、ニッサンハイパフォーマンスセンターにて注文受付を開始いたしますが、生産台数に限りがあり、ご注文をお受けできない場合がございます。詳細は各販売会社、ニッサンハイパフォーマンスセンターにお問い合わせください」と注意している。

　ニッサンGT-Rの詳細については公式サイト（https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r.html）をチェックしてほしい。

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