【J1リーグ2023】第4節ベストイレブン

2023年3月14日(火)12時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2023シーズンの明治安田生命J1リーグ第4節の全9試合が、3月11〜12日にかけて各地で行われた。


ここまで3連勝と開幕から絶好調のヴィッセル神戸が浦和レッズに敗れたことで(0-1)、開幕から全勝しているクラブが「0」となった。一方で、昇格組のアルビレックス新潟は川崎フロンターレに勝利し(1-0)開幕から未だ負けなしと、スタートダッシュに成功している。


ここでは、そんなJ1リーグ第4節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式でご紹介していく。


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サンフレッチェ広島 GK大迫敬介 写真:Getty Images

GK:大迫敬介(サンフレッチェ広島)


2023シーズン初勝利を挙げた、今第4節のサンフレッチェ広島(対ガンバ大阪2-1)。G大阪の猛攻を受ける時間もあったが、GK大迫敬介は周囲落ち着いた対応を見せ勝利に貢献している。FW宇佐美貴史の個人技から1失点をしたものの、その他のシーンでは安定感のあるハイボール処理や一対一でのセービングを見せるなど存在感を放っていた。加えて、スローイングでのチャンスメイクも見せ、持ち味を存分に発揮した試合となったと言えよう。




鹿島アントラーズ DF植田直通 写真:Getty Images

DF:植田直通(鹿島アントラーズ)


新加入のDF昌子源がようやく怪我から戻り、久々にDF植田直通とのコンビが見られた第4節の鹿島アントラーズ。残念ながら勝利を挙げることはできなかったが(対アビスパ福岡0-0)、後半早々に退場者を出したことを考えれば、貴重な勝ち点を得た試合ともいえる。特に、植田の集中力は終始高く、的確なポジション取りでパスカットを見せ、空中戦でもアビスパ福岡の強力なフォワード陣の前に立ちはだかり続けた。




北海道コンサドーレ札幌 DF田中駿汰 写真:Getty Images

DF:田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)


待ちに待った今季初勝利を、王者横浜F・マリノスから挙げた北海道コンサドーレ札幌(2-0)。その勝利に大きく貢献したのがDF田中駿汰だ。2023シーズンも横浜FMの攻撃の軸として躍動するMFエウベルに対して激しいマークを見せて抑え込み、機を見て前線でもボールに絡むなど攻守に渡って存在感を見せた。




アルビレックス新潟 DF藤原奏哉 写真:Getty Images

DF:藤原奏哉(アルビレックス新潟)


第4節でマッチアップした川崎フロンターレのFWマルシーニョを完全に封じ、見事に無失点での勝利(1-0)に貢献したアルビレックス新潟のDF藤原奏哉。守備では対人の強さを見せながら、攻撃でも好機と見るや果敢に前に出るなど、90分を通して攻守に躍動した。終盤でも中まで絞って決定機を阻止する姿が見られ、失点の多い新潟に今季初の無失点勝利をもたらしている。




浦和レッズ MF伊藤敦樹 写真:Getty Images

MF:伊藤敦樹(浦和レッズ)


好調ヴィッセル神戸のホームに乗り込み、前半に挙げた虎の子の1点を守り抜き見事勝利を収めた浦和レッズ(1-0)。その貴重な先制点を挙げたのが、ボランチの一角としてスタメン出場したMF伊藤敦樹だ。得点シーンの落としへの反応や、スペースへのスプリントは見事の一言。加えて、終盤には相手の決定機に身体を張ったシュートブロックを見せるなど、攻守に渡って存在感を示した。




浦和レッズ MF大久保智明 写真:Getty Images

MF:大久保智明(浦和レッズ)


開幕3連勝と波に乗るヴィッセル神戸に対して、果敢に背後を狙う動きで先制点のアシストをマークした浦和レッズのMF大久保智明。決して高さのある選手ではないが、相手DFを引っ張り見事な落としで先制点を演出。その他のシーンでも、FW興梠慎三やMFダヴィド・モーベルグらとの関係性で好機を作り出すなど、交代するまで終始敵守備陣を脅かし続けた。


アルビレックス新潟 MF伊藤涼太郎(当時浦和レッズ)写真:Getty Images

MF:伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)


第4節も勝利に大きく貢献したアルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎。川崎フロンターレを相手にしながら、圧巻のパフォーマンスを見せていた。広い視野とパス精度は今季ここまで常に見せているが、特にこの試合は前、縦、そして裏への意識が強く、絶妙なワンタッチで前を向いては、ゴールシーン以外でも数多くの好機を演出していた。新潟の躍進を支えるゲームメーカーには、次節以降も注目が集まることだろう。




セレッソ大阪 MF香川真司 写真:Getty Images

MF:香川真司(セレッソ大阪)


背番号8に待望の得点が生まれた。2023シーズンここまで、好ゲームを作りながら勝てていなかったセレッソ大阪が、ホームにサガン鳥栖を迎え今季初勝利を狙った第4節。そんな中、MF香川真司は序盤から圧巻のキープ力で会場を湧かすなど存在感を出していた。そして迎えた前半38分、クロスに丁寧に足を出し鮮やかなボレーで先制点をマーク。見事チームに今季初勝利をもたらす働きを見せた(2-1)。




名古屋グランパス FWキャスパー・ユンカー 写真:Getty Images

FW:キャスパー・ユンカー(名古屋グランパス)


開幕から好調な名古屋グランパス。第4節は柏レイソルを相手に3-0と快勝。ここまで3勝とスタートダッシュに成功したと言えよう。そんな快勝の立役者となったのが、今季加入したFWキャスパー・ユンカーだ。エリア外からの狙いすましたシュートで先制点を挙げると、終始安定感のあるポストプレーで攻撃を牽引。さらに2点目のアシストもマークするなど大車輪の活躍で改めて怖さを示した。




FC東京 FWディエゴ・オリヴェイラ 写真:Getty Images

FW:ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)


開幕戦以来となる勝利を挙げたFC東京(対横浜FC3-1)。第4節の勝利の立役者は何といってもFWディエゴ・オリヴェイラだ。開始早々には冷静な反転からゴールに流し込み先制点を挙げ、後半にはクロスに対して頭で正確に合わせ2点目を挙げている。その他のシーンでも決して手を抜くことなく積極的にプレスをかけるなど、勝利に大きく貢献した。




京都サンガ FW木下康介 写真:Getty Images

FW:木下康介(京都サンガ)


前節で今季初勝利を挙げた京都サンガが2連勝を飾った(対湘南ベルマーレ2-0)。攻め手に欠く試合展開の中、貴重な先制点を上げたのがFW木下康介だ。ニアサイドに上がったクロスに対し、角度のない場所だったが見事なボレーで流し込み2023シーズン初ゴールをマーク。木下自身2点目、3点目というチャンスもあっただけに、追加点を自ら奪えなかったのは残念だが、チームに勢いをもたらす連勝の立役者になったことに変わりはない。

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